2016年12月2日更新

ちょっと待って!大事な役目のある鼻毛をレーザー脱毛するのは危険!

最高の笑顔で笑った時にちらっと見えてしまうとドン引きな鼻毛。いつもは見えなくても、口角を上げた時、つまり笑うと鼻の出口近くに生息している鼻毛が突然みえてしまうことがあります。お互い鼻毛が見えないように処理するのはエチケットですが、鼻毛処理をやりすぎると大変なことになるかもしれません。リスクは事前にきちんと把握しましょう。

  1. 目次
  2. 鼻毛はカラダの中でとても大切な役目を担っている
  3. 鼻毛がなくなると、どう危険になるのか
  4. それでも脱毛したい鼻毛
  5. ノーリスクな鼻毛処理はこれだ!
  6. スキンケアと同じ感覚で、こまめにお手入れしましょ

鼻毛はカラダの中でとても大切な役目を担っている

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美意識が高い方は特に、鼻毛なんて何故あるのかしら?と思ってしまいますが、実は鼻毛ってカラダの中で大切な役割を果たしているのです。

鼻毛は異物をシャットアウトしてくれるフィルターの役割をしています

換気扇も排水溝も、フィルターが汚れをすんごいせき止めてくれているのがよくわかりますが、鼻毛はそれと同じ役割をしているのです。

アナタがいつも元気でいられるのは、鼻毛が外部からのホコリや雑菌、花粉や細菌をカラダの中へ入れないようにブロックしてくれているのです。

美味しいものを美味しいと感じるお手伝いもしてくれています

美味しそうな食べ物が目の前にあるとき、臭いを嗅いで美味しい事を事前に確かめることができますね。鼻毛の種類には臭いをかぎわける毛があり、脳に臭いを伝えています。

鼻をつまんで清涼飲料水を飲むと、オレンジジュースを飲んでいるような気がするのは、鼻からの味覚を使わず、舌だけの味覚で味わうからなのです。美味しいご飯を美味しいと思うのは、臭いという味覚で鼻毛がサポートしてくれているのです。

鼻毛がなくなると、どう危険になるのか

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大切な役割を担っている鼻毛を取り除くと、ほかにその役割を担うものがないため、カラダに支障をきたします。

鼻毛がなくなるということは、フィルターがなくなるということです

雑菌や細菌がカラダの中に入りたい放題入ってしまいます。これにより、呼吸器官が汚れ、呼吸器官は汚れを排出しようと鼻水を出し続けますので、鼻水が止まらなくなる可能性があります。

さらに、菌がカラダの中にどんどん入れる状態ですので、カラダの免疫力が下がってしまい風邪をひきやすくなります。

鼻の中の粘膜が傷つき、炎症を起こしてしまうかも

鼻の中には汗腺や粘膜などとともに、脳に血液を送る血管も通っています。鼻毛を無くすときに粘膜が傷つきそこから入り放題の雑菌が入り込み、炎症を起こす可能性があります。

場合によっては雑菌から化膿し、顔面まひや切開手術に至る可能性も秘めているのです。

それでも脱毛したい鼻毛

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それでも大事な晴れの日などに鼻毛が見えるのは絶対に避けたいですよね。リスクを十分承知の上で脱毛するとしたらどんな方法があるのでしょう。

クリニックで鼻毛の永久脱毛が可能

毛穴が再生する力を無くすまで光を当てて焼き切るのが永久脱毛です。レーザー光線を使って照射します。鼻の中は小さい上に、毛穴と粘膜でできていますから、粘膜をよけて毛穴だけにーザーを当てるのは難しいです。

粘膜部分に照射するとやけどになってしまいますので、毛穴のレーザー脱毛を施術してくれるクリニックはほんの少ししか無いようです。

鼻毛脱毛をしていないクリニックの医師としては、粘膜を照射したあとのトラブルが起きる影響範囲が分からないため扱わないのだそうです。

脱毛サロンならワックス脱毛がありますが、永久脱毛ではない

脱毛専用のワックスを毛の部分に付け、一気にこそぎ落とすのがワックス脱毛です。皮膚にワックスを塗るのであれば根元からごっそり抜けますが、毛を抜くという行為ですので痛みが伴い、また粘膜を傷つけます。

専用サロンのプロであれば根元をうまく残し粘膜を傷つけず必要な個所の鼻毛を脱毛してくれます。これは永久脱毛ではなく、1か月もすればまた鼻毛がそこに生えてきます。

ノーリスクな鼻毛処理はこれだ!

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ノーリスクなのは、笑った時に出てきてしまう鼻毛を出てきた長さ分だけ無くしてしまうことです。

やはり鼻毛切りバサミで自己処理が一番!

100円均一で、ハサミの先が丸く安全な鼻毛切りバサミが売っています。これで「こんにちは」と出てきてしまう部分だけをカット!

鼻のてっぺんを豚のように押さえて、鼻の穴の出口付近の鼻毛のうち、気になる部分を切り落としましょう。また生えてきますが、また切ればいいのです。根元と、鼻の奥の毛は出てこないようなら切らないで!

脱毛クリームを使って自宅で鼻毛脱毛

毛抜きで抜いてしまうと、毛穴から雑菌が入り込み炎症を起こしたり、強く引っ張ることで鼻の中の粘膜を傷つけてしまい、これもまた炎症の原因となってしまいます。

毛抜きで抜かず、脱毛クリームを使い、鼻から出てきてしまう部分をさっと鼻毛の先端だけを溶かしましょう。間違っても鼻の奥まで脱毛クリームを使ってはいけません。鼻の穴の出口付近だけで十分でしょう。

スキンケアと同じ感覚で、こまめにお手入れしましょ

永久脱毛は、これからずっと続く手間が全く無いのですから楽ちんです。ですが、鼻毛の場合「楽ちん」を手に入れるにはあまりにリスクが大きすぎます。

毎日朝晩のスキンケアはし続けますし、まゆ毛などは伸びたらハサミで整えますよね。これらと同じ感覚で、鼻毛もこまめにお手入れして、ノーリスクで行きましょう。