2016年12月8日更新
黒クマ？茶クマ？青クマ？種類別に目のクマを取る方法徹底紹介！
目の下にクマがあると、顔がいつも疲れた印象に。鏡で見ると自分が老けてしまったような気分に陥ってしまいそうです。目の下のクマはどうしてできているのか、その種類を理解し、自分はどのタイプなのかを把握したうえで、最適な方法でクマを取り去り、いつも明るい気持ちで過ごしたいですね。
目の下にどうしてクマができるの？
目の下には神経が沢山通っていて、しかも皮膚は薄いです。そして皮下脂肪が付きにくい部位なので、とてもデリケートなのです。
寝不足だけが原因？
眠れなかったり徹夜明けだと、目の下にクマができている様子をイメージしがちですが、本当に寝不足だけが目の下にクマができる原因でしょうか？それも原因の1つです。目の周りの皮膚は他と比べてとても薄く、特に目の下は皮膚の下に張り巡らされている毛細血管までが透けて見えるほどの薄さです。寝不足や疲労がたまると血液が流れにくく青く見えてクマとなるのです。
血液は赤いのに、目の下のクマは赤くない
転んだ時に流れる血は赤いのに、何故目の下のクマは赤くなく、むしろ青や黒っぽいのでしょうか。これは血液が流れにくくなることにより、血液中の酸素が不足し、酸素の足りない血液となったヘモグロビンは赤ではなく、暗い色となってしまうからなのです。
クマには３つ種類があった
目の下にできるクマには寝不足だけではない、異なる3種類の原因があります。アナタの目のクマはどれでしょう。
遺伝と老化が原因の黒クマ
年を取るごとに目の下の皮膚が膨らんでくるのが、老化を原因とした黒クマです。また、眼球を支えているじん帯が年齢によりゆるんできて、目の下がたるんでくるものも黒クマ（影クマとも言う）です。目の下のたるみは遺伝的な骨格によっては加齢でなくとも現れることがあります。
メラニン色素沈着が原因の茶クマ
顔は紫外線を浴びてメラニンを生成します。これが沈着したものが茶クマです。目の下に色素沈着が多く見られますが、目の周りにシミができる場合もあります。メラニン色素が生成された肌がターンオーバーという新陳代謝がうまく行えていない場合、古い角質が新しい角質に剥がれ落されないため沈着していくことになります。
血行不良が原因の青クマ
寝不足や疲れがたまっている場合に現れますが、ストレスや体の冷え、運動不足などの場合にも血行不良は起こります。加齢により皮膚が薄くなることで、血行不良でなくとも毛細血管が透けて見えてしまい、青白いクマとなってしまうこともあります。
▽クマではなくたるみということも・・・
目の下のたるみを取りたい！たるみの2大原因と失敗しない解消方法
クマの種類別に改善方法が違う！
3種類のクマを取るには、それぞれ方法が違います。アナタのクマは1つだけ？それとも複数混ざり合っていませんか？
黒クマには老化を防ぐ方法を
老化にはなかなか太刀打ちできませんが、年齢を重ねるとともに減少する栄養素を補うような食事に変えたり、不足する栄養素を補うサプリメントを食事に入れていきましょう。
また、目もと専用にコラーゲンやヒアルロン酸を含んだ美容液が市販されていますので、目の周りを保湿しながら老化の速度をゆるやかなものに変えていきましょう。
茶クマには紫外線を防ぐ方法を
なによりも紫外線を浴びない対策が必要です。晴れた日はUVカットの日焼け止めクリームを4時間に1度塗ったり、サングラスや日傘を使って目元の紫外線対策を常に行いましょう。そしてメラニン生成を抑えるビタミンC誘導体や美白効果のあるコスメでケアを行ってください。
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青クマには血行促進方法を
血行不良の原因が疲れにあるなら疲れを取るための休息や睡眠を、冷えならポカポカ対策を、運動不足なら毎日少しずつジョギングを始めましょう。
ストレスによるものであれば、そのストレスを回避できる社会的状況を考えなくてはなりませんが、まずは目の周りを市販のアイマスクやスチーマーで温めて、リラックスした状態で血行促進を試してみましょう。
コンシーラーで隠し続ける？それとも皮膚科で治す？
アナタの目のクマが軽度のものではなかった場合、コンシーラーを塗り毎日化粧で隠し続けますか？それともこの際プロの助けを借りてみますか？
薬やサプリメント
茶クマなら、トレチノイン軟膏薬を使うことで新陳代謝の活発化を促進させたり、メラニン生成細胞を減少させるハイドロキノンクリームを皮膚科で処方してもらうことができます。また、ビタミンCをサプリメントで補うこともできますね。
美容皮膚科で治療
それでも改善されないようなら、きちんと相談に乗ってくれ、正しい診察と施術をおこなってくれる美容皮膚科に行きましょう。
これほどいろいろ試しても改善しないということは、黒クマや混合クマの可能性があります。老化による目の下のクマやたるみは自身のケアに限界がありますので、美容皮膚科の医師と相談してみることをお薦めします。
ヒアルロン酸やコラーゲンの注射は一時的に治ったとしてもまた元に戻りますので継続が必要です。手術だと高額にはなりますが継続の必要はありません。アナタの目のクマの種類や原因をきちんと把握して、どの方法で改善したいか決めることが大切です。
▽クマに即効性の高いヒアルロン酸注入
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目もとなのでケアは慎重に。根本解決には美容皮膚科を
皮膚の薄い目もとなので、目元のクマは簡単にピーリングやレーザー治療を繰り返したりヒアルロン酸注射を行うのは不安です。美容エステでの施術も自宅でのケアも慎重に行いましょう。また、どんな方法も改善しない場合は、美容皮膚科に相談してみてください。なによりも明るい印象の顔になり、心も明るく毎日が送れるといいですね。
