2016年12月8日更新
顔のシミを消したい！シミを消す方法&増やさない対策を今すぐチェック！
紫外線を浴びずに生活はできないけれど、この紫外線が原因でお肌がメラニンを分泌し、シミができてしまいます。できてしまった顔のシミをどうやったら消せるのか、またシミがこれ以上増えない対策についてご紹介いたします。
まずは、皮膚科でシミの診断
アナタのシミは紫外線によるもの？それともそばかす？はたまた肝斑？
いくつものシミが混在している
シミは紫外線にたくさんあたった老人性色素斑が多いですが、ニキビや吹き出物の跡として残ってしまうシミ、ホルモンバランスの変化による肝斑、先天的にできていたそばかす等があります。
これらは消せるものと、薄くはなりますが完全には消えないものとがあり、またその処方もそれぞれ違いますので、まずはどんな種類のシミなのか皮膚科専門医に診断してもらいましょう。
シミを早く消すならレーザー治療
レーザー治療とは、レーザーをシミに照射し、メラニン色素を焼いてしまうことです。1回1～2cm四方くらいの小さな照射ですが、そのあと確かに髪の毛が燃えた後のような焼けたにおいがします。
メラニン色素のみに反応するレーザーですので、皮膚をすべて焼いてしまうということはありません。が、保険適用外となる場合が多い事と、老人性色素斑には効果があっても肝斑等には効果が無いのです。
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シミを消すクリームを処方してもらおう
皮膚科などの専門医ではレーザー等の機械治療だけではなく、塗り薬や飲み薬を処方してくれたりします。
ハイドロキノンとトレチノイン（どちらもクリーム状の軟膏）
ハイドロキノンは強力な漂泊作用のある、すなわち美白剤です。
トレチノインはメラニン色素を排出します。強力な皮膚のターンオーバー促進作用がありますので、しわやしみ治療だけでなく、ニキビ治療にも効果を発揮しています。
これら2種類は併用することで美白に効果的とされていますが、皮膚に対して刺激があります。これは角質がはがれおち、皮膚が生まれ変わる証拠。濃度が高すぎないよう注意が必要ですので、医師による処方をお薦めします。
ハイドロキノンとトレチノイン軟膏を使うときは、お肌のバリア機能が低下してしまうため、必ずSPFの高い日焼け止めクリームを3、4時間に1度は塗り、日中の紫外線を浴びないでください。浴びてしまうと色素沈着が起こり、お肌が黒ずんでしまうかも。
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化粧品や美容液でシミをだんだん消す方法 ～自宅編～
医師による治療は効果的ではありますが、薄いシミであれば自宅でできるシミ消し対策も考慮してみてください。
化粧水に含まれているシミ対策成分はこれだ
「美白」化粧水とは、どんな成分がはいっていると、メラニン色素で黒くなった部分を元通りの肌色に近づけてくれるのでしょうか。
それにはメラニン色素を排出、抑制、還元する成分が必要です。先に挙げたハイドロキノンもそうですし、アルブチン、ビタミンC誘導体、ビタミンE、L-システイン、リノール酸などがそうです。
古い角質を取り除く尿素とグリセリンを適切に配合することで、美肌水を作ることもできますよ。
▽ビタミンC誘導体とは？
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美容液も同様に
化粧水だけではなく、美容液も同様です。ホホバオイルや馬油（マーユ）は植物性で低刺激なので安心なうえ、効果を発揮することが確認できていますので、あなたに合うかどうか試してみてはいかがでしょうか。
サプリや食べ物でシミを増やさない対策
カラダの外からシミを消したら、次はシミができにくくするための栄養素をカラダの中から取り入れ、紫外線対策を万全にしましょう。
サプリメントを定量摂取
内服すると効果的なのは、トランサミン、ビタミンC誘導体、ビタミンE、L-システインなどです。
トランサミンはメラニンの発生を抑制しますし、ビタミンCはメラニンに働きかけることで色素沈着を抑えます。ビタミンCと一緒に摂取すると効果的で相性が良いのがビタミンEとL-システイン。ビタミンCは積極的に摂取しましょう。
シミに効果的な食べ物はこれ
さきほどから何度も登場しているビタミンC。美白効果がありますがカラダの外から摂取するしかないため、やはりビタミンCの豊富な食べ物がシミに効果的であると言えるでしょう。
ビタミンCは緑黄色野菜や果物に多く含まれています。ホウレンソウやブロッコリー、いちごやキウィフルーツ、ゆずやレモンを摂取するとともに、ビタミンEである菜種油やゴマ油、アーモンドなどのナッツ類や抹茶を一緒に摂取すると、やはり相性がいいので効果的です。
食べ物でビタミンの全てを摂取するには、大量に食べなくてはなりませんので、サプリメントも併用すると良いでしょう。
紫外線ブロックを忘れずに
顔シミが消えたらおしまい！ではありません。メラニンは日々紫外線を浴びることにより分泌され蓄積されていますから、顔のシミを消す一方で、メラニンの生成を抑制し続けることが大事です。
まずはなによりも紫外線を直接浴びないよう、どんな時もブロックすることが大切です。サンスクリーンも1日1回ではなく、3,4時間ごとに塗り、綺麗になったお肌を大事に守ってください。
