2017年1月14日更新

シミ取りレーザー治療の不安解消!赤みや後遺症は?

皮膚の奥深くにレーザーを照射して、1回の治療でシミを除去することができるという夢のようなシミ取りレーザーですが、初心者が気になる痛みや費用、治療後のケアなどをまとめました。

  1. 目次
  2. シミを狙い撃ち!レーザでシミを簡単除去
  3. シミ取りレーザーってどんな治療なの?
  4. シミ取りレーザー治療後の赤みや痛みは?
  5. シミ取りレーザー治療の失敗や後遺症は?
  6. シミレーザー治療の費用・料金
  7. 【体験談】シミが取れておばさん顔から脱出!

シミを狙い撃ち!レーザでシミを簡単除去

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右頬に薄くできていたシミ。コンシーラーで毎日ちょんちょんと隠していたけど、どんどん濃くなってきて隠すのも、もう限界~!こんな経験をした方も多いのでは?

シミの原因は紫外線で増えたメラニン色素が肌に残って黒くなるのがほとんど。色が濃くて輪郭がはっきりしている“濃いシミ”は、レーザーでメラニン色素を破壊して、シミをかさぶたにしてポロッと剥がすことができるんです。

レーザー治療だと皮膚が焦げて赤くなったり、後遺症が残ってしまうのでは?と不安な方のために、シミ取りレーザーの治療内容や経過、料金等を解説していきます。

シミ取りレーザーってどんな治療?

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シミ取りレーザー(正式名称:Qスイッチルビーレーザー)の治療は10分ぐらいで終わります。実際にシミにレーザーを照射しているのは1~2分ほど。レーザーを当てた時に発生するパチッという音に驚かれる方も多いですが、痛みは輪ゴムでパチッとはじかれた程度で我慢できるレベルです。

心配なら痛み止めを塗ってもらおう

レーザーを照射する時間は1~2分と短いので、麻酔は基本的に必要ありませんが、痛みに敏感な方や恐怖がある方は希望に応じて痛み止めのクリームやジェルを患部に塗ってもらえます。

火照った肌をクールダウン

レーザー照射が終わったら、冷たいタイル等で火照ったお肌を数分クールダウン。クールダウン後に、患部を覆うように軟膏を塗って肌色の保護テープが貼られて治療終了です。

シミ取りレーザー治療後の赤みや痛みは?

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直後は赤みと、軽い痛みがある場合も

レーザーを照射したシミ部分は赤みを帯び、軽くやけどした状態になっているので治療直後はヒリヒリとした痛みを感じる場合もあります。数時間経つと炎症がおさまって、痛みもすっかりなくなります。

1週間~10日間、患部をテープで保護

肌色の保護テープの下で赤み→かさぶたになっていきます。保護テープをしたままで洗顔や入浴、メイクも可能なので、普段と同じ生活ができます。テープは剥がれたり汚れたりしない限りは替える必要はありません。

1週間~10日間テープを張り続けるので、シミ取りをする場所によっては、仕事や飲み会などのスケジュールを事前に調整しておいた方が安心ですね。

10日程度でかさぶたが剥がれると

1週間~10日ぐらいで自然にかさぶたが剥がれると、かさぶたと一緒に濃いシミがきれいさっぱりなくなります。かさぶたを取った部分はまだ日に当たっていないので少し白っぽく見えることがありますが、日常生活を送っていくなかで肌色になじんでいきます。

シミ取りレーザー治療の失敗や後遺症は?

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炎症後色素沈着という後遺症に注意

治療後3日めぐらいまではかさぶたがやわらかく取れやすい状態のため、軟膏と保護テープでしっかり患部を守ってあげましょう。予定より早くかさぶたが剥がれてしまうと、赤みが続いて炎症後色素沈着※になってしまう場合があります。

※炎症後色素沈着とは?
皮膚の炎症が収まると、炎症した部分に色素が沈着してシミになってしまう症状のこと

通常の経過でも炎症後色素沈着になってしまう場合があるので、かさぶたが剥がれた後も日焼け止めでしっかりケアしましょう。

シミが再発することも

シミ取りレーザーでほとんどの濃いシミは1回で除去することができますが、まれに一旦消えたシミが時間を経て同じ場所に再発することがあります。これは、レーザーが肌の奥深くにあるメラニン色素をすべて破壊できなかったためです。何度も多発するシミには、フォトフェイシャルで3~4回かけてじっくり治療する方法がおすすめです。

▽フォトフェイシャル体験談はこちら
大量発生したシミ・そばかすをフォトフェイシャルでリセット【体験談/写真付】

妊婦でもシミ取りレーザー治療受けられるの?

妊娠中の治療はお断りしているクリニックがほとんどです。レーザー自体の悪影響はありませんが、治療中の痛みや不安が母体のストレスになる可能性があるからです。

妊娠中はホルモンバランスの乱れによってシミが大量発生しますが、産後にホルモンバランスが整うことで消えていく一過性のシミも多いようです。なので妊娠中は我慢をして、産後残ってしまったシミだけをレーザーで除去しましょう。

シミレーザー治療の費用・料金

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シミの治療は美容目的なので自費診療です。シミ取りレーザーの費用は、シミの大きさによって変わり、シミ1mmあたり1,000~2,000円ぐらいが相場です。直径5mmぐらいのシミだと5,000円~1万円が目安です。

シミで数千円!?と思うかもしれませんが、シミを薄くするための化粧品やコンシーラー代、そして日々の努力を考えると、さっさとレーザーでシミを取ってしまった方がお得かもしれませんね。

【体験談】シミが取れておばさん顔から脱出!

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ゆずりんさん(38歳女性)

「妊娠中に右頬に6mmぐらいのシミができました。最初は薄茶ぐらいだったのでコンシーラーで隠していましたが、どんどん濃くなってしまって。」

毎朝コンシーラーでシミを隠す作業も億劫になり、シミ取りレーザーに初挑戦したゆずりんさん。

「治療自体は本当に数分で、レーザーをパチンパチンと数回あてるだけで終わりでした。レーザーが当たった部分は熱かったですが、我慢できないほどの痛みでもなく、これで終わり?と拍子抜けしちゃいました。」

ーー かさぶたは何日ぐらいでとれましたか?

「8日目ぐらいにシミがあった部分にできたかさぶたがボロッと取れました。かさぶたの下には、シミのないきれいな肌がのぞいていました。」

ーー 濃いシミに悩む女性に一言お願いします!

「2年ぐらい悩みの種だったシミがあまりにもあっけなく取れてしまったので、今までの時間を返して~!!って感じです(笑)濃いシミがなくなっただけで顔のトーンが明るくなり、周りから“化粧変えた!?”とよく言われます。毎日鏡を見るのがストレスじゃないって、幸せですよね。」