2017年11月14日更新

舌の正しい位置とは?舌の矯正トレーニングで小顔効果♡

普段意識することのない舌の位置。実は舌にも正しい位置があるんです!舌の正しい位置を知っておけば、小顔や美容効果が期待できます。逆に舌の位置が悪いと、歯並びやあごの形、健康などへ悪影響が出てしまいます。舌の筋肉トレーニングで舌の位置を矯正する方法もご紹介!

  1. 目次
  2. 舌の正しい位置、ご存知ですか?
  3. 舌の位置が悪いとどうなる?
  4. 舌の矯正トレーニング
  5. まとめ

舌の正しい位置、ご存知ですか?

「舌の正しい位置」って言われても、意識したことがない人がほとんどですよね。こちらでは、舌の正しい位置を詳しくご紹介します。

舌が上顎についてますか?

舌は通常上顎についている状態が正しいです。もし、無意識に置いている舌の位置が上顎に付いていなかったり、歯とはの間に挟んでいたりする時は、下を動かすための筋肉が弱っている可能性があります。

口の中で宙に浮いた状態ならまだいいですが、これが下顎にだらりと落ちてしまった状態ですと、舌を動かすための筋肉は非常に弱ってしまっています。早急に改善しなければ、もしかすると既に健康に害が及んでいるかも知れません。

舌先はスポットへ!

上顎の前歯の少し奥のところにちょっとへこんだ場所がありますが、それをスポットといいます。舌先はそのスポットに収まった状態であるのがベストです。

このスポットに舌先が収まっていると、前歯にギリギリ触れるか触れないか程度となります。何もしていない時は、上顎のスポットにちょうど良く収まります。それが、収まりがいいという状態なのです。

舌が疲れたり、収まりが悪いような感じがする時は、舌の筋肉が弱っていて、本来あるべき場所に舌をしまえていない状態ですから、注意が必要ですし、早めの矯正を行いましょう。

舌の位置が悪いとどうなる?

出っ歯や歯並びが悪くなる

食事をする時、舌が上顎に押し上げられる感覚はありますか?これがないと、歯並びが悪くなる原因となります。

ものを飲み込む時、実は舌の力をかなり使っているのです。人は1日に、多いと2000回近く舌の筋肉を使っています。1度にものを飲み込む時の力は弱いものですが、2000回も動かすとなるとかなりの力を使っていることになりますよね。

この時、舌の位置が歯にくっついていたり、正しい場所に収まっていないと、上顎ではなく前歯を押し出すようになってしまうのです。

では、食事の度に前歯を押し出しているとどうなるのでしょうか。当然出っ歯や歯並びが悪くなってしまいます。後天的に歯並びが悪いのは、舌の位置が正しくないことにも原因があるのです。

上顎ではなく前歯に舌の力が及ぶことで、前歯の骨格に直接その力が作用してしまいます。前歯が少しずつ押し出されて、出っ歯の原因となってしまいます。

あごのしゃくれ、受け口や二重あごにも

上顎ではなく下顎に舌が落ちた状態だと、今度は飲み込む時の力が下の前歯に負荷がかかります。そうすると、今度は下顎が徐々に前に出っ張ってしまいます。

毎日2000回も負荷をかけていると、あごのしゃくれ、いわゆる受け口という状態になりますし、二重あごの原因ともなってしまいます。

歯並びがでこぼこ、虫歯や歯周病などの原因に

舌の位置や、舌の筋肉が弱かったりすると、食事の時の舌の力の加わり方もバラバラになりますね。そうすると、それぞれの歯に影響が出て、歯並びがでこぼこした状態になってしまいます。

歯並びが悪くなると、食べかすが歯の間に残ってしまい、歯磨きをしても充分に落としきれません。そのため、虫歯や歯周病などの原因となってしまいます。

また、歯並びが悪いことで、食べ物を噛む力が弱まったり、しっかりと噛み砕けないことから消化不良が起きたり、満腹感が得られず太りやすい体質になってしまいます。

歯並びが悪いと、それを気にして会話の時も暗い表情になりがちです。実際に歯並びの悪さを気にして、写真を撮る時も笑顔になれない人もいるほどです。

舌の位置が正しくなり、筋肉が鍛えられることで、それらを予防することができますから、是非トレーニングして顎を矯正してみましょう。

口呼吸で唇や喉の奥が乾燥しやすくなる

舌の位置が正しくないと、パカッと口を開けっぱなしの状態になり、本来無意識に鼻呼吸するべきところを口呼吸になってしまうこともあります。

鼻の中には鼻毛があり、汚れた空気でも害のあるものを防いでくれたり、加湿効果も持っています。それが口呼吸になってしまうと、汚れた空気をダイレクトに吸ってしまいます。

また、唇も喉の奥も乾燥しやすくなります。唇が乾燥すると見た目にも悪く、老けて見えてしまいますよね。また、喉が乾燥してしまうと風邪をひきやすくなります。

顔がたるむ

舌の筋肉が弱まると、顔周りにも影響がでます。顔がたるんでしまうのです。顎周りの筋肉が落ちてしまうと、重力によって顔周りに脂肪が付きやすいですし、それによってたるみや歪みが発生します。

口周りの皮膚も下に落ちていき、常に不機嫌そうな顔に見えたり、二重あごによって首が太く短く見えたり、それだけで年齢より老けて見えますから、いいことは一つもありませんね。

舌の矯正トレーニング

トレーニングで舌の筋肉を矯正しよう!

舌の筋肉が落ちているからと気を落とさないでください!トレーニングを行えば筋肉を鍛えることが出来ます。舌を鍛えれば小顔効果も期待できます。

最もメジャーなのが、口を閉じて、舌を歯に沿って円を書くようにぐるぐる回すトレーニングです。かなり筋肉を使うので、衰えている方だと5回もすれば疲れてしまうと思います。

ほっぺをぎゅっと押し出すようにして回してみてください。左右で20回を1日3セットが理想です。これをするだけで、たった1週間もあれば顔周りがスッキリしてきます。目に見えて効果の出る方法なので、是非試してみてください。

まとめ

たかが舌、されど舌。普段気にしていない分、衰えていることにもなかなか気づきにくい場所です。知らぬ間に顔がたるんでいたり、歯並びが悪くなったり、マイナスなことばかりですから、常に気にしておきたいですね。

既に筋肉が衰えていても、舌の筋肉を強化するトレーニングを行えばすぐに効果を実感できますし、毎日行えば今までの遅れを取り戻すことも可能です。簡単に出来て小顔効果があるなら、是非やりたいですよね。

毎日しっかりトレーニングして、美顔と小顔を目指しましょう!

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