2017年10月18日更新

ヒールで足の裏・つま先・かかとが痛い!足が痛くならない対策とは?

女性にとってヒールは足が細く長く見える美脚アイテムですよね。でも、ヒールを履くと足に負担がかかって、慣れないうちは足の裏やかかと、つま先、足首、小指に親指といろんな場所が痛くなってしまいますよね。ヒールで悩む美脚女子のために、足が痛くならない対策をお教えします!

  1. 目次
  2. ヒールを履くと足が痛いのはなぜ?
  3. 足の病気やむくみが原因の場合も
  4. ヒールで足が痛くならないための対処法
  5. まとめ

ヒールを履くと足が痛いのはなぜ?

ヒールで体重が1点に集中してつま先や足の裏、足首、小指、親指が痛い

ヒールが高い靴を履くと足に負担がかかり、負担がかかった足が痛いままで歩き続けると、更なる悪化を招きます。また、靴によっても負担のかかり具合が異なりますので注意が必要です。

どんな靴にも共通して言えるのが、常につま先立ちの状態になっているということです。つま先立ちの状態だと、足の親指に特に力が入りますし、一番小さい小指にも負荷がかかります。

また、先端がとがったヒールだと、親指と小指を締め付けてしまうものがあります。つま先立ちの状態で、かつ親指と小指が締め付けられていると、外反母趾などの病気を引き起こす可能性があります。

全体重が、つま先立ちによって足にかかってしまい、その上で親指や小指が締め付けられた状態では、足が痛くなるのも当然ですね。足首への負担や膝への負担、足の裏に魚の目が出来るなど、足への負担が大きくなってしまうのです。

ヒールの靴ズレで足首やかかと痛い

足の形と靴のサイズが合わないと、靴が足を圧迫し続けるために靴ズレを起こしてしまいます。形によっては、足の裏にマメが出来やすかったり、足首やかかとの部分に靴ズレが発生します。

細いデザインの靴は魅力的で可愛らしいものであったりかっこいいものであったりしますが、そうした靴をサイズの合わない足に無理やり履いてしまうと、靴ズレの原因となります。

足の病気やむくみが原因の場合も

外反母趾

外反母趾は一度は聞いたことがあると思います。靴のつま先が細くなっているものを履いた時に多く見られるもので、足の形特に、足のつま先の方が変形してしまう病気です。

親指と小指がつま先の中心に向かって沿っていたり、親指と小指の付け根が大きく晴れて突き出している状態が、外反母趾という病気にかかっているときの特徴です。

本来は足の裏で支えているはずの体重が、ヒールを履くことによってつま先のみで体重を支えている状態となってしまいます。

また、外反母趾の状態でヒールを履くと、出っ張ってしまった指の付け根が靴に擦れて、更に足が痛くなってしまいますね。外反母趾を発症している場合は、ヒールを履くのをお休みするのが一番良いですね。

扁平足

ヒールを履いた時、通常はつま先が痛くなるものですが、もし足の裏、土踏まずに痛みを感じる場合は扁平足である可能性が高いです。扁平足という言葉に馴染みがないと思いますが、土踏まずがへこんでいない、ペタンとした足の裏が扁平足です。

歩いた時に出る衝撃が骨格に伝わらないよう、クッションの役割をするのが土踏まずで、体のバランスをとるためにも当然必要な部分です。

その土踏まずが無い、ペタンとした足の状態だと、歩いた時に疲れやすくなったり、ヒールでなくても足が痛くなってしまうのが扁平足なのです。当然、ヒールを履くとその靴の形によっては、土踏まずにあたる部分が反っているものがあるため、それが直に土踏まずを刺激することで足が痛くなります。

扁平足は、運動不足や足のつま先を動かさなくなることによって引き起こされますから、現代病の一つでもあります。足の裏の筋肉が衰えてしまっているのです。扁平足は、ただでさえ疲れやすくなっているので、ヒールを履くのは避けましょう。

足のむくみ

朝はするっと履けた靴が、夕方になるときつくなっていたりはしませんか?それは足のむくみが原因かも知れません。

足のむくみは、デスクワークの方に多く見られます。座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいることが、足のむくみの原因となります。

血液や水分の流れが悪くなることで、足に水分が溜まってしまうのです。指先でふくらはぎをぎゅっと押した時、指の跡がしばらく赤く残っているようだとむくみがある証拠です。

ヒールで足が痛くならないための対処法

ヒール靴をどうしても履きたい方へ、足が痛くならないための対策をお教えします。

サイズを合わせる

足の痛みを軽減させる対処法として、靴のサイズを足に合わせたものを履くというものがあります。どんなに可愛いデザインであってもサイズが合わない場合はぐっと堪えて、サイズの合った靴を履くようにしましょう。

ヒールの高さは5cm以内で、つま先が細すぎないものを選ぶと良いでしょう。また、ストラップがついているものであれば、靴のズレを防いでくれますからより効果的です。

試しに履いて、何歩か歩いてみた時にフラフラするようなものは、自分に合っていません。慣れればしっかり歩けるかも知れませんが、それまでの間に足に負担をかけてしまいます。

どうしてもヒールの高いものを履きたい時は、少しずつ高さを上げていって徐々に慣らしていくようにしましょう。

インソールを敷く

靴の中にしく中敷のインソールを使うのも、足の痛みを軽減させるのに良い対処法です。どうしても可愛いデザインの靴を履きたい時、インソールを使用すれば、足のサイズにフィットさせることができます。

特に、土踏まずの部分にクッションが付いていれば、骨格への負担も軽減させることができます。また、滑り止めとしても効果的ですから、つま先のみに力が入るのを防ぐことができます。

定期的な足のストレッチ

足の指先に力を入れてみたり、ふくらはぎを伸ばしたり、定期的にストレッチをしていくことで、足のむくみが軽減されます。実用的な対処法ですね。

むくみが軽減されれば足が細くなりますから、見た目としても美脚効果が高いと言えるでしょう。普段動かさない凝り固まった筋肉をほぐすことで、ヒールを履いた時の負担も軽減することができます。

まとめ

女性であれば誰しも、ヒールの高いくつで美脚を見せたいと思いますよね。それは足への負担を我慢して、足の病気にかかってでもやるべき事とは言い難いです。

ヒールの高さは徐々に高くしていき、慣らしていくことが最も重要であり、できる限り足への負担を減らすことで、さらなる美脚効果が望めますよ。

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