2017年9月27日更新
ヨクイニンで首イボが取れた?効果が現われる期間も解説!
首やデコルテ、胸元などにできるイボは、本当に厄介なものですよね。そんな取れそうで取れないイボには「ヨクイニン」が効果あり、実際に取れたという声もあります。今回はヨクイニンの使用から効果が現れるまでの期間、本当に治るのかといった点を重点的に解説していきます。
そもそもヨクイニンとは?
イボを治すために必ずといって良いほど見聞きするものがヨクイニンです。しかし、イボがない方にとってはあまり馴染みのないものでもあるでしょう。ヨクイニンとは化粧水でも使われているイネ科に部類されるハトムギの中に含まれる成分です。
そのため、ハトムギの生薬の名称がヨクイニンということになります。ハトムギ自体はブレスレットやピアスなどの材料としても使用される場面が多いため、比較的身近な存在であることが伺えます。
首にできるイボ
イボは皮膚の至るところに発生します。首にも当然イボができ、30代頃を過ぎると首にザラザラとした首イボを確認できる方が多くなります。せっかく綺麗な肌であっても、首イボがあるだけで肌の触り心地は悪くなり、見た目も美しさを半減させてしまいます。そんな首イボは子宮頸がんの原因にもなるヒトパピローマウイルスが理由となって発生することもありますが、首やデコルテ、胸元にできるイボは老人性イボ(脂漏性角化症)である確率が高いです。
老人性イボはウイルス性ではない
首などに発生するイボが老人性イボである場合、痛みや痒みもなければ、人に移ることもありません。そのため、あまり気にしない方はそのまま放置する場合もあり、気にして病院に受診する方でも医師から放置しておいても良いと言われることもあります。
しかし、いくらほっといても問題ないとは言われても、女性である以上は見た目の悪さから気にしてしまうものです。
ヨクイニンの効果にはどんなものがあるの?
おばあちゃんの教えで出てくるほど、昔から様々な用途で使われきたヨクイニンはどういった効果を発揮してくれるのでしょうか?イボだけではなく、肌そのものに良い効果をもたらすと言われているため、詳細を確認していきましょう。
栄養素たっぷりがカギ
ヨクイニンに含まれる栄養素にはタンパク質やビタミンB群、カルシウム、鉄、カリウムなどのミネラル、食物繊維、脂質、糖質などがたっぷりと含まれています。これだけの栄養素を食事で摂取するのは難しいため、肌にも良いことが分かりますよね。これらの栄養素のおかげで体内の水分量を正常に保ち、ターンオーバーを活性化させる役割があります。
肌にもたらす数々の効果
ヨクイニンが肌にもたらす効果には、イボだけに留まらず、ニキビや肌荒れ、シミ、むくみ、二の腕のポツポツしたものや、果てにはアトピー性皮膚炎にも効果があるとされています。ヨクイニンは肌のターンオーバを活発にしてくれることもあり、肌に悪いことを次々と緩和してくれる優れた生薬として大いに活用できそうです。
ヨクイニンでイボは確実に治る?
イボを治す期待が高まるヨクイニンですが、使えば確実に治るのでしょうか?体に害が少ないとして古くから愛用されている生薬のため、確実性が欲しいところではあります。
医学的根拠はない
首イボにも効果があると噂されているヨクイニンは、実は医学的根拠を証明できるようなものはまだされていません。しかし、いくつかの実験を動物と人のどちらにも行った結果、ハトムギの成分を与えたラットは与えられなかったラットよりも1.7倍皮膚細胞の増殖が進み、ハトムギエキスを女性に2ヵ月飲んでもらったら肌に発生していたシミが薄くなり、肌表面の色も白くなったとの実験結果があります。これらのことを考慮するとハトムギに含まれるヨクイニンには医学的根拠がなくても少なからず効果を期待することができると言えるでしょう。
ヨクイニンの効果が現われる期間は?
「イボにはヨクイニン」という方程式のようなものが出来上がっている状態ですが、ヨクイニンを実際に使った方たちの声ではシミが薄くなった、との声や、イボが取れたといった声が事実上がっています。
ドラッグストアなどで販売している「ヨクイニン」という市販薬やクリームを使ってイボを取る場合、使用期間は長期を見て使う必要があります。使ってすぐに効果が出る!…という即効性はありませんが、早い方で2週間~1ヵ月程度でイボに変化が見られるでしょう。長い期間では4ヵ月以上かかることもありますが、個人差があるため、リスクの少なさを考えればイボを治すことに使えるものです。
副作用の心配
古くから愛され、現在でも病院で処方されるほど信頼されているヨクイニンには副作用と呼べるものがあるのでしょうか?元はハトムギに含まれている成分のため、気を付けなければいけないことがありそうです。
副作用は稀
ヨクイニンの副作用は過度に心配しすぎる必要はありませんが、過剰摂取すると人によって胃の不快感や下痢、じんましんといった副作用が現れる場合もあります。しかし、米国ハーブ製品協会が指定している安全性を考えたハンドブックでは、クラス2bの量を厳守すれば人の体にもたらす悪影響はほとんど心配しなくても良いとされています。
使用上の注意
ヨクイニンは医学的根拠もまだ曖昧で妊娠中の方に使って良いのか様々な意見があります。漢方薬であったとしても、何かあってからでは遅いので、妊娠中の方や授乳中の方は使用前に必ず医師に相談するようにしましょう。
ヨクイニンでイボを治す
皮膚科でもヨクイニンの飲み薬を処方してくれるので、ある程度イボ改善の見込みはありそうです。イボにお悩みのある方は、一度使ってみるのも解消される要因となるかもしれませんね。
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