2017年8月21日更新
小鼻の赤みは皮膚科へ行くべき!?原因や塗り薬などの解消方法とは
コンシーラーで隠しきれない小鼻の赤み。時にはかゆみも伴うので気になりますよね。小鼻の赤みが起きる原因を知れば、皮膚科に行かずとも症状を緩和させていくことができます。しかし、その症状によっては皮膚科の受診を余儀なくされる場合も!小鼻に細菌が常駐して手遅れになる前に対策をしましょう!
小鼻の赤み、原因は?
肌への刺激や乾燥が赤みの原因
小鼻の赤みには多くの原因が存在します。例えば、洗顔や化粧品などによる刺激で赤みが発生したり、乾燥することによってかゆみを伴うことがあります。小鼻がかゆいと地味に嫌ですよね。よく、鼻の頭をぼりぼり書いている人を見かけますが、自分もそういった姿を見せているのかと思うと、少し恥ずかしくなってしまいます。
毛細血管が赤みの原因
鏡で小鼻をよくよく見ると、付け根の部分に細い毛細血管が浮かんでいることがあります。鼻の皮膚が薄くて表皮の近くに毛細血管があるため、特に目立ちやすいのです。運動をしたり、鼻をかんだりなどの刺激でも毛細血管が目立ちやすくなります。
脂漏性皮膚炎が赤みの原因
皮脂の分泌が多い鼻の周辺にマセチラアというカビの一種が繁殖して脂漏性皮膚炎になり、小鼻が赤い原因になります。脂漏性皮膚炎は皮膚が炎症を起こすことによって赤みが発生しかゆみを伴うため、放っておくのは好ましくありませんね。
また紫外線を浴びると、皮脂が酸化してスクワレン過酸化物質に変わります。スクワレン過酸化物質が、小鼻に炎症を発生させる原因とも言われています。
小鼻の赤みを解消したい!
肌への負担を減らす
小鼻の赤みが目立ってくると、それだけで老けて見えますし、それを隠すために化粧品を厚塗りしてしまうと、さらに炎症を悪化させてしまいますよね。化粧品を厚塗りするのは老けて見させる原因ともなりえます。
小鼻の赤みを解消するのは難しく、一筋縄で行かないのが現状です。まずは予防するために、洗顔や化粧品を刺激の少ないものに見直したり、お肌に何もしない肌断食を行ったり、お肌への負担を減らすことから始めましょう。
また、食生活を見直すのも良いですね。お肌に良い成分が含まれた食品を摂取することでターンオーバーを促し、外からの刺激に強い肌を育みます。
洗顔は優しく
洗顔の時、洗顔料はしっかりと泡立てていますか?たくさんの泡を作り出し、手と顔の間にクッションとして使用します。直接肌と肌を擦り合わせるのは刺激が強くなるのでやめましょう。
泡立ての際は、泡立てネットを使用してきめ細かい泡を作ると、クッションとしても大きな役割を果たします。マッサージするように優しく滑らせていきましょう。
汚れが落ちたか心配で何度も何度も洗顔してしまうのは逆効果です。お肌を刺激してしまい、小鼻の赤みが悪化する場合もあるので、優しく洗うよう心がけましょう。
脂漏性皮膚炎による小鼻の赤みは皮膚科へ
脂漏性皮膚炎が原因となる小鼻の赤みは、皮膚科の受診をおすすめします。それぞれの症状にあわせて、医師が判断した上で塗り薬が処方されます。皮膚科での塗り薬は効果が高いため、早めの解消が期待できます。
特に、ステロイド系の塗り薬が多く存在しますが、ステロイド系に抵抗がある方は、医師と相談の上で別の塗り薬を処方してもらうこともできるようです。小鼻の赤みを早急に解消したい場合は、皮膚科の受診が好ましいですね。
レーザー治療でも解消することが出来ますが、こちらは保険適応外ですから、かなり高額な医療費がかかってしまいます。また、レーザー治療の種類も複数あるようです。
解消率の高いものや、安全性の高いものなど様々ですから、医師から説明を受けるのが重要です。小鼻の赤みの症状が強く出ている場合は検討することもおすすめです。
市販の塗り薬で小鼻の赤みは治る?
素人判断はダメ
皮膚科などで処方されるニゾラールという名の塗り薬は、炎症を抑えてくれる効果があるため、小鼻の赤みには効果的です。ステロイド系の薬もありますし、市販薬でも赤み解消のものは複数存在します。
しかし、場合によっては症状を悪化させたり、塗り薬が聞かないということもあります。小学校にあわせた塗り薬を塗布しなければならないため、素人判断はあまりしないほうがよさそうですね。
自身で治したい場合は、やはり生活習慣の見直しをしたり、お肌に付けているものを刺激の弱いものに見直したり、出来ることから行い、それでも解消されない場合は皮膚科を受診しましょう。
他の人が使用して解消されたからといって、あなたにも効果があるかどうかは別のお話です。医師の判断に従って塗り薬を使用するようにしましょう。
まとめ
小鼻の赤みは長引くと、自分でも諦めてしまって、そのままという方もいるのではないでしょうか。大変であっても、生活習慣や洗顔料、化粧品の見直しというのは、実は非常に重要なことなのです。
まずは身の回り品から見直しをして、それでも小鼻の赤みが長期化したり悪化したり、変化のないような時は、一度皮膚科を受診してみましょう。
医師から処方される塗り薬は効果的ですから、驚くほど簡単に解消されることでしょう。日常生活を改善して、小鼻の赤みを解消しましょう!
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