2017年8月8日更新

その足の臭い・・水虫かも?効果抜群「重曹+クエン酸」足湯のやり方♪

足がむれるストッキングやブーツを履く女性は、足の臭いがより一層気になりますよね。臭いがキツイと水虫を疑がったり、重曹やクエン酸を使った方法や足湯で臭いを消そうとする方もいます。中々消えない足の臭いはそれらのやり方で本当に効果があるのでしょうか?

  1. 目次
  2. 足の臭いが強烈…!これって水虫?
  3. クエン酸や重曹は足の臭いに効く?
  4. それぞれで活躍する場が異なる
  5. 強烈な足の臭いには重曹+クエン酸の足湯
  6. 綺麗な足は無臭な状態で!

足の臭いが強烈…!これって水虫?

女性の体の臭い問題でいつも上位に君臨する足の臭いは個人差があり、酷い方では靴を脱ぐ環境に居られないという方もいるほど。あまりに臭いが漂う時は真っ先に水虫を疑いにかけますが、水虫だからといって足が臭うのではありません。

水虫になる足の環境で臭いが発生

足に水虫があるからと言ってもそれが直結して臭いの原因になるのではなく、「水虫になる足の環境で臭い」が発生します。水虫の菌である白癬菌自体は臭いを発するものではないため、足が臭いと感じる場合はまず足の環境を変えてあげる必要性があります。

特に高い温度や湿度の高い場所で長時間足を晒すと足の裏に存在する汗腺から汗が発生し、放置した結果、蒸れた菌が繁殖して臭いの元となっていくのです。

足は一日コップ1杯分も汗をかく

足の裏は汗をかかないと思っている方も多いですが、実は足は一日に何とコップ1杯もの汗をかくとされています。

足の裏に存在する汗腺は「エクリン線」と言って99%水分で構成されている汗をかき、皮脂やタンパク質を排出する線ではないのですが、いくらそんな汗の中に臭いの元となるものが含まれていないとしても、かいた汗をそのままの状態にして一日を過ごせば足の裏だけではなく、靴下や靴にも臭いが染み込み、結果的に慢性的な悪臭を放つ原因となってしまうのです。

クエン酸や重曹は足の臭いに効く?

足の臭いと言えば王道なのはクエン酸や重曹ですよね。クエン酸は代表的なものを挙げるとお酢や梅干し、重曹は水回りのお掃除に効果があるとされ、様々な用途で活用されているものですが、これらを使って足の臭いを消すことができるのでしょうか?

まず知っておこう!足の臭いの原因は3種類

足が臭いと感じる原因には3種類のものがあり、一つ目は酸性、二つ目がアルカリ性、そして三つめに中性があります。これら臭いを発するものたちに有効なのが、それぞれに対して逆の性質を持ったものを使用することで臭いを緩和させることができるのです。

クエン酸と重曹の効果は?

気になるクエン酸と重曹がもたらす足の臭いへの効果ですが、残念ながら両方とも持続力はないため、こまめに使っていく必要があります。足の臭いに役立ってくれそうな重曹は菌を殺す殺菌効果は全くなく、殺菌効果があると言われているクエン酸もあくまで「抑制する」効果がある程度のため、足に付着し、繁殖した菌を排除するためには殺菌効果のあるシートやスプレーを使う必要があります。

それぞれで活躍する場が異なる

どんな臭いにも対応してくれそうなクエン酸と重曹ですが、実はそれぞれに異なった活躍場があります。成分的にどちらも違いますので、どんな場面でどういった臭いに効果があるのか確認していきましょう。

クエン酸は酸性

クエン酸で思い浮かぶものは酢ですが、他にもミョウバンなどもクエン酸と同様の酸性の性質を持っています。こういった酸性の性質を持っているものたちはタバコの副流煙やアンモニア臭などのツンとした臭いを中和させる働きがあるため、これらの嫌な臭いを緩和したい場合はクエン酸を使用すると良いでしょう。

重曹は弱アルカリ性

お掃除グッズの強い味方として活用されている重曹はクエン酸とは逆の弱アルカリ性の性質を持つものとなります。そのため、酸性を中和する働きがあり、納豆のような臭いや足特有の悪臭物質であるイソ吉草酸や汗の臭いなどを中和する効果を持っているのが特徴です。

強烈な足の臭いには重曹+クエン酸の足湯

強い臭いを放つ足の激臭には重曹とクエン酸入りの足湯を試すことで臭いを緩和できる可能性があります。足に分泌される特有の物質やそれを助長させる高温多湿なども菌の繁殖を高めてしまうため、ゆっくりとリラックスしながら行える足湯のやり方をご紹介します。

用意するものとやり方

クエン酸と重曹、そしてお湯を使った足湯は炭酸泉の環境であるため、足の臭いをあらゆる面で除去する力があります。用意するものも重曹とクエン酸、お湯(38~40℃前後)だけで、割合としては重曹を2、クエン酸が1の比率になるようにお湯に混ぜて足湯を始めていきます。

足湯に浸かる時間は10~20分程度で良く、ちょっとした隙間時間にも簡単にケアを行うことができる方法となります。

足湯の効果は?

クエン酸+重曹を使った足湯の効果ですが、お湯にクエン酸を混ぜると二酸化炭素が発生し、炭酸水となるため、古い角質を取ってくれる効果があるだけではなく、嫌な足の臭いを取り除いてくれます。

また、足特有の悪臭物質であるイソ吉草酸は酸性の性質を持ち、アルカリ性の重曹を混ぜることによって中和され、臭いの元をスッパリと絶ってくれるでしょう。この2点のものが含まれた足湯にじっくりと浸かることによって、臭いの元となる古い角質や皮脂などもしっかりと除去することができ、温浴効果も相まって老廃物の排出などもスムーズに行われるため、足の臭いにダイレクトに効果をもたらしてくれるのです。

綺麗な足は無臭な状態で!

ムダ毛もなくツルツルな足なのに強烈な臭いがあっては台無しですよね。重曹やクエン酸を使った足湯を行えば日々の嫌な臭いから解放されること間違いなしでしょう。とっても簡単で老廃物や角質までも除去+排出してくれる足湯は是非試したいところです。ツルツルな足には無臭な足を保つことが必須ですから、是非リラックスしながら足のケアをしてみてくださいね!

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