2017年8月8日更新
ストレートパーマと縮毛矯正の違いを痛みや値段・持続期間で徹底比較!
髪のねじれやうねりが気になった時は憧れの真っ直ぐストレートにしようとストレートパーマや縮毛矯正をかけにサロンに足を運びますが、二つの違いってご存じですか?素人からしてみれば同じようなものといった感覚ですが、値段や髪の痛みに異なる点があるのか謎ですよね。似ているようで実は違うこの二つの施術を比較してみました!
ストレートパーマと縮毛矯正の違いを確認!
サロンで取り扱っているメニューは何を目的としているものなのか分からないものがたくさんですよね。ストレートパーマや縮毛矯正はその中でも王道の違いが分からない種類でもあり、予約する際、どちらが良いのか訊かれて焦った経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
ストレートパーマ
最も良く耳にするストレートパーマは縮毛矯正との違いが明確でなく、非常に謎が残るパーマです。そんなストレートパーマの特徴には髪が痛む、値段は縮毛矯正より安価、施術時間が短い、パーマの持続期間が短い、理想のヘアアレンジが可能、毛質によっては向かない、完璧には真っ直ぐな毛にならないといった点が挙げられます。ストレートパーマと縮毛矯正の違いはかなりの箇所で決定的な違いがあると見て良いでしょう。
縮毛矯正
ストレートパーマより強度の高いイメージがある縮毛矯正はストレートパーマと比較してみると施術時間が長く、値段も高めの傾向にあります。また、髪のダメージが大きい、持続時間が長期、縮毛矯正部分は半永久的に真っ直ぐの髪を保てる特徴があり、やはりイメージした方が多いストレートパーマよりも威力が強いメニューです。
もっと詳しく違いを知る
ざっくりとした二つの違いが分かったところでさらに詳しい違いを比較してみましょう。「髪を真っ直ぐにする」という目的では同一の方法であるにも関わらず、なぜ違いが生まれるのでしょうか?
ストレートパーマは薬剤で直毛にする
サロンでもよく学割として値段が割引されているお店を見かけますが、ストレートパーマの方が簡単に行えそうな印象を受けますよね。ストレートパーマの施術法は、パーマ液、いわゆる薬剤を使って直毛にしていく技術であり、クルクルと巻かれたクセ付けをする一般的なあのパーマを真っ直ぐにしていく方法が本来の用途です。
そのため、一般的なパーマと同様の方法で行われたストレートパーマはかけたら長期間続くのではなく、時間の経過と共にパーマが落ちてきてしまいます。パーマが落ちると再度髪のうねりやクセが復活するため、パーマが落ちた時にサロンにかけ直しに行ったという方もいるでしょう。
縮毛矯正は薬剤+熱で直毛にする
一方で縮毛矯正の施術方法は、薬剤+直接熱を当てながら直毛にしていく技術です。ストレートパーマとの違いは「矯正」することにあるため、特殊な薬剤を用います。縮毛矯正をかけていくと髪の質までガラリと変えていく手法でもあるため、矯正を行ってから半永久的に持続することにも頷けるでしょう。
しかし、ストレートパーマと比較するとその分かかるダメージも大きいため、髪の痛みは避けられません。
二つの値段と施術時間の違い
上でも少し触れましたが、ストレートパーマと縮毛矯正の違いは髪に対しての痛みや施術時間なども異なってきます。両方のデメリットとメリットを照らし合わせてみるとどちらが適した施術なのかがはっきりとしてくるでしょう。
施術時間
二つのメニューでかかる施術時間はかなり差が開くと言えるでしょう。ストレートパーマは目安として90分前後見ておけば終わりますが、縮毛矯正は何と3時間以上もかかる場合があります。パーマと矯正ですからやはりそれなりの時間は見ておいた方が安心です。
値段はどのくらい?
まず学生に人気のストレートパーマにかかる値段は目安として5000~10000円程度です。お小遣いを貯めていけばすぐにでもサロンに行ける低価格な部分はやはりストレートパーマの魅力の一つです。
一方で縮毛矯正にかかる値段の目安は15000~30000円前後と一気に跳ね上がる数字になります。半永久的に持続する縮毛矯正だと思えば妥当な金額かもしれませんが、それでも社会人で一定の収入がない人にとっては少々キツイ値段と捉えられるでしょう。
痛みや持続期間は?
ストレートパーマにしても縮毛矯正にしても、重要視している点は髪の痛みや持ちの期間ですよね。ストレートパーマは時間が経てばパーマが落ち、縮毛矯正は半永久的に持続するとされていますが、本当のところはどうなのでしょうか?
痛みの比較
髪に受ける痛みはストレートパーマと縮毛矯正を比較するとやはり縮毛矯正の方が断然髪の痛みを伴います。ストレートパーマは別名「パーマ戻し」と言われており、巻かれたパーマを真っ直ぐに戻すために使われることが本来の用途です。そんな薬剤だけのストレートパーマよりもさらに直接熱を加える方法で髪質を変化させる縮毛矯正の方が痛みが強いのは明白でしょう。
具体的な効果の持続期間
ストレートパーマをかけた後の持続期間は目安として約3ヵ月程度とされています。一方で縮毛矯正は半永久的に持続するとは言いますが、人の髪は伸び続けるもののため、縮毛矯正がかかっていない新しい髪の部分には当然矯正されていない健康でまっさらな毛質のものが生えてきます。
縮毛矯正は一度かければかけた部分だけ効果が続いていきますが、伸びることを考慮すれば目安としての持続期間は約6ヵ月~1年程度と見て良いでしょう。髪の伸びるスピードは人によっても個人差がありますが、1日0.3~0.4mmほど伸びるため、髪が伸び続ける限り永久的に矯正の持続は難しいです。
あなたはどっち?ストレートパーマと縮毛矯正
ストレートパーマは比較的クセが弱い方向けで縮毛矯正は強いクセを真っ直ぐにしたい方向けの施術法です。しかし、痛むと言っても髪の痛み具合によって担当の美容師が薬の量を調節してくれたりと最善を尽くしてくれるので理想の髪にできるよう相談してみると良いですね。
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