2016年12月12日更新

メスを使わないたるみ治療「サーマクール」の効果や副作用・失敗をまとめ

いろいろな治療法があり迷ってしまいそうなたるみ治療ですが、「サーマクール」はご存知ですか?「メスを使わないたるみ治療」と言われていますが、いったいどんなものなのか、効果や副作用などメリット・デメリットを調べてみました。

  1. 目次
  2. サーマクールとは?気になる効果の持続期間
  3. 最新機種「サーマクールCPT」の効果
  4. サーマクールの痛みや副作用・失敗例
  5. ウルセラとサーマクールの違い
  6. 目元専用サーマクールアイの効果
  7. まとめ

サーマクールとは?気になる効果の持続期間

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「サーマクール」とは、高周波を肌の深い部分に照射します。高周波はレーザーや赤外線も届かない深いところまで熱を加えることが出来るのでたるみ治療にとても効果的なのです。熱によってダメージを受けた肌は創傷治癒能力で自ら肌を修復しようとコラーゲンをたくさん生成しハリを与えるのでたるみが解消するのです。

問題の痛みですが、以前はとても痛いものでしたが、改良を重ね今は痛みがないと言われています。そしてメスを使わないため、ダウンタイムも少なくて済むので、画期的なアンチエイジング法なのです。サーマクールの効果の持続期間は約半年と言われています。

最新機種「サーマクールCPT」の効果

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サーマクールCPTとは、切らないたるみ治療として世界で定番だった「サーマクール」の進化型です。サーマクールCPTでは、縦 横 奥行と3次元リフトアップを可能にし、立体的にたるみを解消することから、従来のものよりも注目を集めています。

また改良を重ねているので、痛みも少なくなっています。治療直後から小顔の効果を実感でき、その後約半年は効果が持続します。

サーマクールの痛みや副作用・失敗例

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痛みが少ないと言われているけれど、いったいどれほどの痛みなのでしょうか。

もちろん感じ方には個人差はあるものの、経験の豊富な医師じゃなかった場合 痛みが強かったり、施術後肌に赤みがでたり、陥没したりという例もあるようです。また失敗例として多いのが、「施術前とほとんど変わらない」ということです。痛みが怖くて出力を弱めると起こりやすい失敗例です。

次に多いのが、「すぐに元に戻ってしまった」または「効きすぎて頬がこけてしまった」という例です。頬がこけてしまった例は、もともと顔の脂肪が少ない場合に起こるようなので、そういう人は出力を少なめにしたほうがいいでしょう。

肌の深い部分にヤケドをさせてリフトアップさせますが、肌表面にヤケドを負うことも少なくないようです。きちんと副作用や失敗例を知った上で行いましょう。

ウルセラとサーマクールの違い

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ウルセラの効果

超音波を使い、肌の奥「筋膜」にピンポイントでアプローチすることで、目的の部分を根本から引き上げます。たるみや脂肪の多いシワに効果的で効果は半年~1年持続します。ウルセラの治療可能範囲は、サーマクールに比べると少ないです。

サーマクールの効果

サーマクールの主な効果は引き締めです。ウルセラに比べて肌の浅い部分にアプローチして引き締めるので、加齢による毛穴の開きにも効果を発揮します。

痛みもウルセラよりは少ないと言われており、治療可能範囲もサーマクールのほうが広いです。またウルセラはボディには使用できないのですが、サーマクールはボディの引き締めもしてくれます。

目元専用サーマクールアイの効果

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目元は皮膚が薄いため従来のサーマクールでは治療が難しいとされていましたが、目元専用のサーマクールアイが出来ました。従来のものでは心配されていた眼球への影響もサーマクールアイでは傷つける心配もなくなり、加齢によるまぶたのたるみ、目の下のクマやたるみにも効果を発揮出来るようになりました。

たるみが改善されることで、目がパッチリと大きく見えるようになります。皮膚が薄く痛みを感じやすいため点眼麻酔や局部麻酔をし、眼球を保護するコンタクトレンズを入れて行います。

仕事などで何度も治療に通えない人には、1度の治療で終わる切らないリフトアップとしてとても効果的です。

まとめ

切らなくてもリフトアップ出来るサーマクール。約半年間も効果が持続するとのことなので、嬉しい限りです。またダウンタイムもなく、治療が終わってすぐにメイクして帰れるのもとってもありがたいですね。

ウルセラとサーマクール、どちらが自分には合うのか、また副作用や失敗例などを参考にして、自分に合ったクリニック選びも大切です。隠し切れない顔なので、どうか後悔のないように上手なクリニック選びをしてください。そして気になるたるみやシワとサヨナラして明るい毎日をお過ごしくださいね。