2017年7月26日更新

化粧品の捨て方マニュアル!古い化粧品の中身や瓶を一掃しよう!

古い化粧品の処分に困っているあなた!中身が残ったままの化粧品や瓶の処理方法など、化粧品の捨て方マニュアルをご紹介します。手元にある邪魔な化粧品をこれで一掃しましょう♪

  1. 目次
  2. 古い化粧品の捨て方がわからない・・
  3. 中身が残っている化粧品の捨て方は?
  4. 化粧品の種類別捨て方
  5. 化粧品は捨てるのではなく再利用へ
  6. 捨て方に困っていた化粧品を一斉清掃!

古い化粧品の捨て方がわからない・・

新商品の化粧品をすぐに購入して使いたい女性にとっては、使いきれなかった古い化粧品は邪魔な存在でしかありませんよね。化粧品の中身が中途半端に残っていると捨てにくく、処分に頭を抱えている方も多い現状です。

まずは地域の捨て方を見よう

化粧品は住んでいる地域によって捨て方が異なってくるため、まずはその地域の捨て方を調べ、確認する作業から取り掛かりましょう。

化粧品の瓶は捨て方が違う

飲料で瓶が使われているものもありますが、そういったものは「資源ゴミ」として分けられます。しかし、化粧品で使われている瓶は「不燃ゴミ」としている地域が多いようですので、住んでいる地域でどういった扱いをされているのか確認を取りましょう。

また、ガラス製かプラスチック製かによっても捨て方は異なり、ガラス製であれば不燃ゴミ、プラスチック製であれば不燃ゴミか可燃ゴミに分類されます。自治体によりけりですが、プラスチック製を地域で可燃ゴミにしていればそのまま可燃ゴミとして処理することが可能です。

中身が残っている化粧品の捨て方は?

化粧品は一度購入すると使い切れないものも当然出てきます。ファンデーションやリップといったものであれば使う頻度も高いため、使い切ることも可能ですが、アイシャドーやノーズシャドーなどの細かなパーツに使う化粧品は中々使い切れずにその内飽きてしまい、新しい化粧品を買うこともあります。中身が残ったままの化粧品は捨てるのも何となく罪悪感を感じるものですから早速処理方法を見ていきましょう。

中身が残った化粧品についての規定は大まか

外側である化粧品の容器については規定がされていますが、残った中身については細かな記載がされておらず、説明が大まかになっている自治体もあります。化粧品は人の肌に直接塗って使うものですので危険性はあまり警告されておらず、中身は基本的に可燃ゴミであることが多いです。

化粧品メーカーには回収してくれるところも

処理したい化粧品は後が困るのではないかと想定しているメーカーによっては、使い終えたものを回収してくれるサービスを採用しているところもあります。問い合わせて確認を取ることが必要となりますので、容器を回収してくれるか、そして瓶を主体としたものも回収OKかなども問い合わせてみると良いでしょう。

化粧品の種類別捨て方

化粧品のカテゴリーに分類されるものは種類がたくさんありますよね。顔に使うメイク用品やマニキュア、クレンジング剤や化粧水、香水なども化粧品として扱われていますから種類別の捨て方をご説明していきます。

クレンジング剤・スキンケアグッズ

化粧品としてのカテゴリーのクレンジング剤も処理に困るものです。お使いのクレンジング剤が拭き取りで使えるローションタイプのものでしたら残りはトイレに流しても問題ありません。しかし、オイル、クリーム、ジェル、ミルクなどの種類のクレンジング剤はトイレには流さずに新聞紙などにくるんでから可燃ゴミに出すようにしましょう。

また、スキンケアグッズである乳液や美容液、そしてボディクリームなどのとろみや油性のものはトイレや排水溝に流すと詰まってしまう危険性があるため、新聞紙やティッシュにくるんでから可燃ゴミとして出しましょう。乳液・美容液が残った中身はそのまま使うのではなく浴槽の中に入れて使うと大量消費することができるため、ゴミに出すのではなくスペシャルケアとして再利用するのも手です。

油性のボディクリームやフェイスクリーム、そしてヘアクリームなども同様に新聞紙&ティッシュでくるんでから可燃ゴミで処理するようにしましょう。

メイク用品・マニキュア・香水

メイク用品として使われるファンデーションやアイシャドー、口紅やリップも捨て方に困るものです。まずファンデーションとアイシャドーなどは中身が残っている場合は固形タイプであれば残りの顔料を綺麗に取り出し、こちらも上記同様にティッシュなどにくるんで可燃ゴミです。液体タイプのものもありますが、これもティッシュで全て染み込ませてからゴミに出します。

次に口紅やリップですが、残った中身部分は可燃ゴミで外側の容器は燃えないゴミとしての扱いになります。口紅やリップは中身が残りやすいですから爪楊枝やリップブラシなどで中身を綺麗に取り除きます。使い切れないマニキュアも口紅と同様に中身と外側の容器を別々にし、分別してゴミに出します。

最後に最も厄介なイメージが強い香水の処理ですが、排水溝やトイレに流して処理したら部屋中にしばらく強い香りが染みついてしまう可能性があるため、二重にしたビニール袋の中に不要なタオルを入れてから香水の中身を染み込ませていきます。漏れていないことを確認してから燃えないゴミとして処理するようにしましょう。

化粧品は捨てるのではなく再利用へ

あまりに化粧品が多いと捨て方も面倒になってしまいます。使い切った化粧品やヘアケア用品などは基本的に中身と外を分け、中身は可燃ゴミで、外側が瓶やプラスチック製である場合は不燃ゴミか可燃ゴミのどちらかとなりますが、まだ中身の残りが多い場合は思い切って再利用を選んでも分別する手間が省けます。

メイク用品の再利用

顔に主に使うメイク用品やスキンケア用品は、化粧水であれば髪に使えばサラサラになり、乳液はパサつきや広がりを抑えてくれるヘアケアに早変わりします。使い切ったと思い、捨てようとしているマスカラには目薬や乳液を少量入れれば再度使えるようになり、口紅はスプーンなどの食器のサビを落とす再利用方法で活用が可能です。

また、クレンジング剤や洗顔料なども顔に施したメイクのオフ目的ではなく、メイク用品を使った道具のお手入れ用として使えばキレイになり、油分の多いリップクリームはカラーをする際顔周りに塗布しておけば着色を防止することができます。

シャンプーや香水は?

シャンプーの残りは浴槽のお掃除洗剤として活用でき、衣類などの洗濯にも使うことができます。また、香水は長年そのままで香りがなくなったものは布に付着させて鏡を拭き取るとキレイに掃除でき、まだ香りが飛んでいない香水は小皿などに盛った塩に吹きかければ消臭剤としての効果を発揮します。

捨て方に困っていた化粧品を一斉清掃!

中身がまだたくさん残っているのであれば再利用方などもあり、全て使い切った化粧品はそのまま指定のゴミで出せば部屋に転がっていた化粧品の一斉清掃ができます。新しいものを入手した後や肌に合わないものは使いませんから、上手に化粧品の捨て方を行っていきたいですね。

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