2017年7月24日更新

クレソンの隠れた効果効能まとめ！栄養満点な食べ方や味は？

クレソンといえば、メイン料理のサイドに添えられているのをよく見かけますね。パセリなどと一緒で、食べずに避けてしまうことも多いのではないでしょうか？意外なことに、このクレソンには美肌や美容効果の高い栄養を持ち合わせているんです！クレソンをメインにした美味しい食べ方や味をご紹介！

クレソンとは？

クレソンには、ナスタチュームオフェチナーリスという長い学名があるんです。オランダがらし、水がらしという呼び名もあるようですよ。

ヨーロッパや中国では、随分昔から薬の効果があるものとして重宝され、栄養満点の健康野菜として食されてきました。

ビタミンや葉酸、カリウムやポリフェノールなどの栄養を多く含んでいて、美肌などの美容効果も持ち合わせているんです。

クレソンの味はピリッとした感覚があります。それは、シニグリンという名前の成分によるもので、シニグリンは、わさびや大根などにも含まれています。

主に血行促進に効果がある他、抗菌や防腐、さらには口臭の予防としても活躍する優れものとなっています。この抗菌や防腐作用があるからこそ、メイン食材によく添えられているというのが見えますね。

よく、お弁当のごはんに梅干しが乗っていますが、これも梅干しの抗菌や防腐効果を期待してのことです。クレソンにも同じような効果がありますから、お弁当のメイン食材のおともにそっとのせておくと、夏場なども少しは安心できるかもしれませんね。

クレソンには、カロテンやポリフェノールがふんだんに含まれています。これらは抗酸化作用で有名ですよね。

抗酸化作用といえば、美肌といった美容には必須となるものです。アンチエイジングといえば、抗酸化作用と言われるほどに重要なのです。高い抗酸化作用がお肌に働きかけ、美容のために素晴らしい効果を発揮してくれます。特に、ポリフェノールたっぷりのカカオ等も美容にイイと言われていますよね。

また、スマホやパソコン作業で凝り固まった、眼精疲労にも作用します。目が疲れると見た目にも現れますし、視力が落ちてしまったり、肩こりの原因ともいわれていますから、そうした眼精疲労を取り除いてくれるのはとても嬉しい効果ですね。

ビタミンKといえば、納豆やチーズに含まれているのが代表的ですが、クレソンにも多く含まれています。タンパク質を活性化する働きがあるので、骨を強くしたり、骨粗鬆症などにも期待できる効果を発揮します。

また、鉄分も含んでいますから、貧血の予防となります。しっかりと血液を全身に行き渡らせるため、疲れにくい体を作ることが出来るんです。凝り固まった体は疲れがたまりやすいですし、血行不良はむくみなども引き起こします。疲れにくい体を作るというのは非常に重要なことです。

納豆だと、ごはんにかけて食べる以外に手軽な食べ方はなかなかできませんよね。それに、毎日同じ味ですからいずれは飽きてしまうこともあります。そんなとき、クレソンは色々な料理に代用可能ですし、たくさん使わなくても、料理に添えるだけで彩もきれいになり、栄養を摂取することができます。

やはり、茹でてしまうと栄養価ががくんと落ちてしまいますよね。クレソンはご存知の通り、生でも食べることが出来る野菜です！是非とも生のまま食してください。

食べ方は色々ありますが、茎を除いて、葉の柔らかい部分をほかの野菜と混ぜて、サラダにして食べるのが最も効果的でしょう。レタスやキャベツ、キュウリやトマトというのがサラダとしては一般的ですが、アボカドやじゃこなどを取り入れると、栄養価が一気に上昇します。

アボカドは特に美容効果が高いとされていますから、クレソンと合わせて食べれば美肌を手に入れること間違いなしですね。

生野菜がどうしても苦手ならば、スープに混ぜたり、冬などはお鍋に入れて他の野菜と煮込んで食べるのも美味しく召し上がれることでしょう。栄養価は落ちてしまいますが、たくさんの野菜と一緒に煮こめば、消化にも良いので寒い冬などはおすすめですよ。

茹でる時は、なるべく一番最後に入れて、くたくたになるまで煮込まない方が、栄養を残す方法としては良いと言えます。

ちょっとの苦味と辛味を感じますが、大きな癖はありません。お肉料理の添え物として食べた時は、さっぱりしてて、お口の中をリセットするのに丁度いい味です。

クレソンは日常的に食べていくことで、デトックス効果が期待できます。

特に、ガンの予防としても良いのではないかといった説もあるようです。しかし、必ずしもガンに効果的に作用するとはまだ分かっていません。

それでも、美容効果などがたくさんありますから、毎日続けることは非常に意味のあることと言えるでしょう。普段は添え物として避けてきたのであれば、これをきっかけに、少しづつ味になれていくのも良いですね。