2016年11月21日更新
目の下のたるみを取りたい!たるみの2大原因と失敗しない解消方法
疲れや年齢を感じさせる目の下のたるみ。一気に老けて見られるし、たるみが影になってクマっぽくも見えてしまいます。この目の下のたるみを失敗せずにきれいに取り除くにはどうしたら良いのでしょうか。
目の下のたるみの原因
目の下のたるみの原因は、筋力不足と老廃物
目の周りには、「眼輪筋」と呼ばれる筋肉があります。これが加齢によって弱ってくると、重力で眼球の位置が下がり、眼窩脂肪が圧迫されます。この眼窩脂肪が目の下にせり出てくることで、たるみが起こります。
また、デスクワークや長時間のスマホの使用によってドライアイや疲れ目が起こると、目の周りが血行不良となり、老廃物が溜まってきます。これも、目の下のたるみの原因となります。
たるみの2大原因“筋力不足”と“老廃物”を予防する目のトレーニングと、目の下のツボ押しマッサージを次にご紹介しましょう。
トレーニングでたるみを取って目力UP!
眼輪筋を鍛えてたるみ予防&解消
目の周りの「眼輪筋」という筋肉は、自分で意識的に動かすことのできる随意筋と呼ばれる筋肉です。そのため、エクササイズによってトレーニングすることができます。
- 目線を上に向け、下まぶたを持ち上げるようにして目をギュッと強く閉じて5秒間キープ
- 目をパッと大きく見開き、下から時計回りに360度ゆっくり大きく視線を動かす
- 反対回しもする。これを2~3セット繰り返す
現代人は、スマホやパソコンなどの使用頻度が高いため、下方向にばかり眼球運動を行っています。そのため目の下側の筋肉が弱り、重力に負け、目の下のたるみが生じやすくなっています。この部分のエクササイズを毎日続けることで、たるみを予防し、引き締まった目元を手に入れましょう!
また、実は視神経は身体の柔軟性とも密接な関係があるので、普段あまり動かしていない方向に眼球運動を行うことで、間接的に肩こりの改善などにも効果があります。そういう訳で、視線を左右の斜め上方向に動かすエクササイズはデスクワークの多い現代人にオススメです。
顔全体の筋肉を動かして引き締め効果も期待できる『顔ヨガ』もおすすめです。
ツボを押してリフレッシュ!疲れ目にも効果的
目の下のツボを押してたるみを解消
たるみの原因は老廃物とも言われていますので、合間の時間にツボ押しマッサージを行うことで血行を良くしてたるみを解消します。普段から行うことで、たるみの予防にも効果的です。お風呂に入ってリラックスしながら、クリームなどを使って行うのも良いでしょう。
- 目頭に人差し指の腹を軽く当てる
- 骨格のくぼみに沿って、目尻に向かって指先でやさしくタップしていく
- 5回ほど繰り返す。目の下の「承泣(しょうきゅう)」と、目尻の下の「球後(きゅうご)」はたるみ取りのツボです。
ちょっと手が空いた時にメイクの上からでもできるので、人と会う前などでも気楽にできます。ぜひやってみてください。
それでも目の下のたるみが取れなかったら・・・?
ヒアルロン酸注入で若々しい目元に
目の下のたるみは、早い人で20代後半から始まっていると言われています。遅くとも40代頃までには誰でも目の下のたるみを実感し始めますので、女性にとって、最もポピュラーな加齢による悩みのひとつでしょう。
寝不足や疲れ目、不摂生などの一時的な原因でのたるみであれば、多少は眼輪筋のトレーニングやツボ押しなどでも改善や予防はできますが、加齢により慢性的に深くなってしまったたるみやシワには、思い切って目元にヒアルロン酸を注入してみるという方法もあります。
加齢により皮膚内のヒアルロン酸が減少することによっても肌のハリは失われ、たるみの原因となってしまうので、たるんでしまった目元にヒアルロン酸を補ってあげることで、若々しい目元を手に入れることができます。
美容皮膚科をまずは受診
ヒアルロン酸は元々人間の体内にある成分なので、身体に浸透しやすくなっています。安全性が高いため、非常に人気のある施術です。
ヒアルロン酸注射を施術してもらうためには、まずは施術を行っている美容皮膚科を受診することが必要です。安心して通える、自分に合った雰囲気の美容皮膚科を探してみましょう。
▽ヒアルロン酸注入とは?
プチ整形「ヒアルロン酸注入」は本当に安全?効果や失敗、副作用などを大調査
毎日の生活でたるみ知らずの目元に
目の下のたるみは、朝起きて鏡を見た瞬間にまず目についてしまう部分です。それだけに、人の顔を見た時の第一印象としても記憶に残りやすいパーツでもあります。
周りに必要以上に疲れて見せないためにも、普段からたるみを作らないように予防することが大切です。また、目元のトレーニングやツボ押し以外にも、ブルーベリーなど目に良いと言われている食べ物を積極的に摂るようにするとか、毎日ちゃんとお風呂で身体を温めて血行を良くし、十分な睡眠時間を確保できるように努めるのも身体のためには必要なことです。
毎日のちょっとした努力を継続して、たるみ知らずの目元を作りましょう。