2017年5月24日更新

爪が緑色・・これってカビ!?グリーンネイル治療最前線

ジェルネイルをオフしたら、爪が緑色になっていた・・そんなホラーな経験をした人いませんか?ジェルネイルが原因で発症する“グリーンネイル”の原因や症状を知って、しっかり予防しましょう!グリーンネイルをすでに発症している方も放置はNGです。正しい治療方法をこちらでご紹介します。

  1. 目次
  2. グリーンネイルとは?
  3. グリーンネイルの原因
  4. グリーンネイルの治療方法
  5. グリーンネイルを予防する
  6. まとめ

グリーンネイルとは?

グリーンネイルとは緑色の爪のこと!

重ね塗りして紫外線で固めるジェルネイルは通常のネイルよりも長持ちするため、ネイルサロンに通っている女性に人気のメニューです。

しかしこのジェルネイルによって爪のケアが不十分になると、カビが生えて菌が繁殖してグリーンネイルの発症となってしまうのです。

グリーンネイルの原因

爪とジェルネイルの隙間が原因

ジェルを爪に塗るごとに紫外線のライトを当てていくジェルネイル。専用の機器がお手頃で購入できるので、自宅にいながら自身で施術するという方も少なくないようです。

当然、爪が伸びるとジェルが乗っていない部分、新しい爪の部分が増えていきます。時間がたつにつれ、ジェルが自身の爪から浮いてくることで爪とジェルネイルの間に隙間ができます。

こうしてできた隙間に、手を洗ったときや洗髪時、入浴時等に水が入り込んで緑膿菌が増殖してしまうことでグリーンネイルが発症します。

緑膿菌とは?

緑膿菌というのは、水回りに発生している菌なのですが、健康な状態であればなんの影響もありません。爪で増殖してしまっても、全身に感染症を引き起こすことはありません。

日常生活に存在する、常在菌の一つが緑膿菌です。体の免疫力が落ちると病気を引き起こす可能性があります。爪が病気にかかっていたり、傷ついていたり、湿っていて柔らかい状態が続くと、緑膿菌によるグリーンネイルが発生しやすくなってしまいます。

健康な状態なら大丈夫とはいえ、爪の状態などは自己判断が難しい場合がありますから、しっかりとケアすることが重要ですね。

グリーンネイルは他人に移る?

緑膿菌というのは日和見感染症の菌です。この菌が他人にうつるという心配はありません。

グリーンネイルの状態であっても炊事をすることによってうつる心配はありません。家族と同じお風呂に入っても移ることはないので安心してください。

グリーンネイルの治療方法

皮膚科の受診

ジェルネイルを長期間し続けて爪とネイルの隙間に菌が入り込んでしまい緑色に変色した場合は、すぐに皮膚科を受診しましょう。

皮膚科では、ネイルをオフの状態にすることができませんから、皮膚科を受診する前に、ネイルサロン等でジェル部分をオフの状態にしてから受診しましょう。

ごく初期の段階で受診することで、悪化を防ぐことができます。初期の状態で自身で何とかしようとすると間違った治療をする可能性がありますから、グリーンネイルは初期の段階でしっかりとジェルをオフにし、皮膚科を受診しましょうね。

グリーンネイルの治療期間

皮膚科で塗り薬を処方されますが、完治まで2か月~長くて1年程度かかります。その間はネイルやジェルネイルはせずに、塗り薬を正しく塗って治療に専念しましょう。

グリーンネイルを予防する

放置しないこと

手洗いをしたり、水仕事をした後は、手や指先、爪を含めてしっかりとタオルで拭き取り、乾燥させてください。お風呂上りも爪は乾燥させておくようにしましょう。濡れたまま放置した状態がグリーンネイルを発症・悪化させます。

ジェルネイルと自身の本来の爪の間に隙間ができた状態を放置しないように気を付けましょう。ジェル部分が少し浮いたと感じた場合はすぐネイルサロンでオフしてもらいましょう。

定期的にジェルネイルをオフ

ジェルネイルのつけっぱなしも良くないです。一定の期間が経過した場合は、ネイルサロン等でジェルネイルをオフの状態にしましょうね。そうすることで、グリーンネイルを予防することができます。

ジェルネイルをすると、ジェルネイルと爪の間に隙間ができてそこが最近の温床になってしまいます。そうなることを防ぐ意味でも、定期的にジェルネイルを塗り替え、爪を清潔な状態で保つようにしましょう。

隙間ができる間隔はその人の爪の伸びる速さにもよりますが、2~3週間程度でオフにしたり、塗り替えたりするのが効果的です。それよりも早くに隙間ができているようであれば、その都度ケアしてあげましょう。フットネイルは長持ちするので2か月ぐらい持たせる人もいますが、危険行為なのでやめましょう!

まとめ

グリーンネイルになると、爪が緑色になることから、恐ろしい病気なのではと勘違いするかもしれませんが、焦らないでください。しっかりと治療していかなければ自然治癒は難しいでしょう。

爪の色がおかしいというときは、まず一度お医者様に相談してみましょう。。適切な処置でグリーンネイルを治療してもらえます。

ジェルネイルを日頃からしている人は、日々しっかりとしたケアをすることで予防に努めましょう!

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