2017年5月28日更新

キスが原因!?口唇ヘルペスが彼氏彼女にうつる確率は〇%!

口唇ヘルペスがあると、現在付き合っている彼氏や彼女にうつしてしまいそうで心配ですよね。ヘルペス=うつると考える方は多いので、ヘルペスの期間や原因をきちんと知っておくことが必要です。ヘルペスになる確率など、ヘルペスについて詳しくご紹介していきます。

  1. 目次
  2. 口唇ヘルペスのこと知ってる?
  3. 彼氏や彼女に口唇ヘルペスがうつるか心配‥
  4. 期間によって違う口唇ヘルペス
  5. 口唇ヘルペスが再発する確率は?
  6. 彼氏・彼女にうつさないようにすること

口唇ヘルペスのこと知ってる?

よく「ヘルペスになった~」と口元を気にしている方がいますが、実際のヘルペスについて詳しくご存じの方は少ないのではないでしょうか?ヘルペスとは、小さい水膨れが密集した急性の炎症性皮膚疾患のことを指します。

その状態でできた皮膚疾患が唇にできた場合に口唇ヘルペスと呼ぶのです。また、ヘルペスは「単純疱疹」と呼ばれることもあります。

ヘルペスには2つの種類がある

ヘルペスという皮膚疾患は、単純ヘルペスウィルスに感染したことによって起きる疾患です。そんな単純ヘルペスには種類が2つあり、それは口唇にできるようなウィルスであるHSV-1と、性器などの下半身部分にできるHSV-2が存在します。

初感染だと全身に症状が出る恐れがある

ヘルペスにかかったことがある方はご存じかと思いますが、ヘルペスにかかる時は体の免疫力が低下している時が多いです。そのため、初めてヘルペスにかかると全身に症状が出て、高熱が出るなどといった苦しい症状に耐えなければいけない場合もあります。

しかし、ヘルペスに感染しても多くの場合が無症状で重症化することは少ない皮膚疾患でもあります。

彼氏や彼女に口唇ヘルペスがうつるか心配‥

ヘルペスは基本的に体のどの部分にも感染しますが、口唇ヘルペスになった場合、彼氏や彼女にうつるのではないかと心配する方もいますよね。ヘルペスはうつると言われていますから、実際の情報を見ていきましょう。

ヘルペスの原因

ヘルペスの原因となる単純ヘルペスウィルスは接触感染で人から人にうつります。キスだけでなく、水泡に触れた手で他の場所を触ったり、くしゃみや咳などのウィルスが交じった唾液が飛んでくるなどといったことでも感染してしまいます。

また、上記感染経路はHSV-1ウィルスのことであり、HSV-2の感染経路は性交渉によってうつるとされています。したがって、彼氏や彼女がいる方はしばらく会うのを控えた方が良いでしょう。

ヘルペスの症状

異変を感じて病院に行けばヘルペスにかかっていると分かりますが、病院にかかろうかどうか迷っている間はどういった症状がヘルペスか分からないですよね。ヘルペスの症状は、ピリピリとした違和感を感じたり、赤く腫れてくるのが分かりやすい症状でしょう。

どちらにせよ、唇に今まで感じたことのない違和感を感じたら病院に行くことが重要です。

期間によって違う口唇ヘルペス

ヘルペスは期間が経つにつれて症状の出方も異なってきます。日に日に変化していくような症状が感じ取れた場合は、迷わず病院に行きましょう。目安として期間別の症状をご紹介していくので是非参考にしてみてくださいね。

発症前~発症期

口唇ヘルペスの発症前は、唇辺りがピリピリしたような感覚や、痛痒いといった症状を感じ取ります。口の周辺はアレルギーや怪我がない場合、通常ではこういった違和感を感じることは少ないと言えますから、すぐに気づくことができる症状かもしれません。

次に発症期ですが、この期間は発症前の症状が出始めてから数時間後に起こります。口唇に痛みや痒みなどの違和感を感じていた部分が赤く腫れてくるため、このような症状があった場合はヘルペスの疑いがあるとして病院に伝えるとスムーズでしょう。

2~3日後~回復期

口唇ヘルペスが起きた2~3日後の症状には、赤く腫れていた箇所に水泡が出始めます。小さな水膨れができるヘルペスですが、それらが合わさって形が大きくなる水膨れになることもあるため、個人差があることは頭に入れておきましょう。

また、回復期は、水膨れが1~2週間ほど続いた後、表面が乾き、次第にカサブタになって治癒の経過を辿っていきます。

ヘルペスは個人差があるため、人によって治癒の期間も違ってきますが、通常1~2週間ほど経過すれば治癒していくので心配し過ぎる必要はないでしょう。

口唇ヘルペスが再発する確率は?

口唇ヘルペスに一度かかると再度ヘルペスにかかる方も多いです。ヘルペスになると痛みや痒みを感じ、一刻も早く完治して欲しいと願いますから、なぜ再発するのか、そして再発の理由はなんなのか気になるところです。

発症する確率は約10%

ヘルペスの発症率は約10%とされており、約10人に1人かかる確率になっています。自分がその確率の中に選ばれたくないと感じるのは当然のことですが、再度発症してしまう理由には回避できないこともあるのです。

HSVウィルスは治癒後も体に潜伏する

非常に不愉快な話ですが、ヘルペスの原因ウィルスとなるHSVは一度でも感染すると知覚神経節と呼ばれる器官に身を潜め、潜伏を開始します。潜伏したまま日常を送っていると、発熱や紫外線、歯科治療などの刺激を受けると、それが引き金となってヘルペスウィルスが増殖し、再度発症してしまうのです。

彼氏・彼女にうつさないようにすること

口唇ヘルペスはウィルス感染であるため、彼氏・彼女にうつさないようにすることが大切です。本人同士だけではなく、その家族にまで感染する恐れがあります。ヘルペスかも?と思ったらすぐに病院で診察を受けるようにしてくださいね。

▽人気記事はこちら
皮膚科のケミカルピーリング、効果を実感できる回数は?ピーリングでつるつるたまご肌に♡