2017年6月26日更新
その米のとぎ汁捨てないで!美容効果抜群の洗顔パックを手作りしよう♪
毎日米を洗った時に出る米のとぎ汁、不要だからと捨てていませんか?実は米のとぎ汁には美白やニキビの改善など、素晴らしい美容効果があるのです。タダで入手できる米のとぎ汁は洗顔やパック、化粧水などにも使うことができるので、作り方や効果などを交えてご紹介していきます。
米のとぎ汁がなぜ美容に良いの?
米をといだ後、ためらいもなく捨ててしまうことが多い米のとぎ汁ですが、芸能人や美魔女で米のとぎ汁を美容に使っている方が実は多いんです。
米のとぎ汁には美容に良いビタミンB1やビタミンC、ビタミンE、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれていることから、高い値段の美容液を使うよりも美肌や美白になれる非常にコスパの良いものなのです。
米のとぎ汁に含まれる成分は米ぬか
米ぬかと言えば美しく健康な肌を作ることに欠かせない成分ですが、米のとぎ汁にもこの米ぬかの成分が含まれています。美肌作りには栄養素が必須となり、肌に効率良く浸透させるためには米ぬかの成分作用が大きな力となってくれます。
ピーリング効果で美白
顔の角質ケアをする時に市販のものを使う方も多いと思いますが、市販で販売されているピーリング剤は威力が強すぎるため、必要である角質をごっそりと持っていかれてしまいます。そういった点では、米のとぎ汁はきめ細かに粒子が不要になった角質のみを取り除いてくれるため、肌に優しくピーリングを行うことが可能です。
肌のターンオーバーがしっかりと正常な働きをしていけばシミの予防にもなり、美白効果を期待することができます。
抗酸化作用でニキビ改善
米のとぎ汁には抗酸化作用も含まれているため、ニキビができやすい肌質の方が使っても改善、予防に繋げることができます。
具体的な美容効果
米のとぎ汁には体に必要な栄養素を豊富に含んでいることが分かりましたが、実際の具体的な美容効果にはどういったものがあるのでしょうか?高いお金をかけなくても、美肌を手に入れられる可能性は充分過ぎるほどあるのです。
皮膚をバリアする
米のとぎ汁にはセラミドという成分が含まれており、このセラミドは皮膚にバリア機能を張ってくれる重要な存在です。セラミドはもともと人間に備わっている成分でもありますが、悲しいことに年齢を重ねていくことでその量はどんどん減少傾向を辿っていきます。
セラミドが不足してしまうと、皮膚のバリア機能が衰えていき、乾燥肌になりやすくなったり紫外線の害を直で受け止めることになってしまいます。その点、米のとぎ汁を使っていけば肌に充分なセラミドを与えて肌を有害なものから守りつつも美肌にしてくれる効果を持っているのです。
粘膜や皮膚を直していく
上記でも触れましたが、米のとぎ汁には様々な種類のビタミンが含まれているため、肌のターンオーバーを整える作用を持っています。特にビタミンB1は皮膚や粘膜を直す働きをすることから、肌本来の代謝を蘇らせてくれるのです。
普段の食生活では中々充分なビタミンを摂取することが難しいですから、簡単に手に入る米のとぎ汁の存在は貴重です。
実践♪米のとぎ汁洗顔パックで綺麗になろう!
思い立ったその日から始められるのが、米のとぎ汁の魅力でもあります。実践してみると普段行っているスキンケアよりも格段に良いと知ることができるかも。あらかじめ作り方を覚えておくだけで丁寧なスキンケアを続けていくことができますよ♪
米のとぎ汁の作り方と洗顔方法
米をとぐ際は、水をたっぷりと入れましょう。軽く手で掴むように洗ったら一度水を切ります。もう一度手で米の粒同士をこすっていくような感覚で2~3分はしっかりと丁寧に洗っていくようにします。次に再度水を加えていき、洗って白く濁ったとぎ汁になったら容器に移し替えてOKです!
最も手軽にできるとぎ汁洗顔は、普段同様にクレンジングと洗顔をします。その後にこめのとぎ汁を1.5倍程度に薄めたら手で優しく顔全体を洗い流すように行います。
とぎ汁パックの作り方
作った米のとぎ汁をラップにかけ、様子を見ながら半日ほど放置していきます。しばらく時間が経つと、液体の中身が離れていくので、下に沈んだものだけすくい取っていきましょう。残った水はそのまま捨ててしまってOK。後は沈んでいたものを顔にパックして3~5分置いて乾燥する前に洗い流せば完了です。
一瞬でとぎ汁化粧水に早変わり!
米のとぎ汁の出番はまだまだあります。余計な成分を含まないことも重なって、赤ちゃんの肌にも使えるほど安全なものですから、もちろん化粧水としての役割もしっかりと果たしてくれるのです。
とぎ汁化粧水の作り方
化粧水を作る際に必要なものは、といだ汁とグリセリンのみ。グリセリンは販売している化粧水のほとんどの中に含まれている成分でもあり、お近くの薬局などでもすぐに手に入ります。
使う米のとぎ汁は化粧水を作る過程では薄める必要はなくそのまま使い、とぎ汁に対して1~5%の割合で混ぜていくと良いでしょう。
保存可能日数はかなり短め
簡単に手作りできるとぎ汁化粧水ですが、作った後冷蔵庫で保管できる期間は2~3日と非常に短期間です。保存可能日数をこえて使用すると思わぬ肌トラブルの元となりますので注意が必要です。
保管する際は必ず冷蔵庫に入れ、使用期限を過ぎたら再度新しい化粧水を作るようにしましょう。
米のとぎ汁で今日から美肌になろう
タダで作り方も簡単な米とぎ汁は捨てるのがもったいない存在です。毎日米をとぐ習慣があればこまめにとぎ汁を使った美容グッズを作ることができますので、日々捨ててしまうものを上手に使ってピカピカの肌を目指していってくださいね。
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