2017年4月26日更新

塩を混ぜる“塩シャンプー”驚きの効果!作り方、やり方は?

塩を混ぜるシャンプーなんて・・と思われる方も多いはず。湯シャンの進化形“塩シャンプー”が一時メディアで話題になりましたが、気になるのはその効果ですよね。薄毛・白髪・抜け毛に良いとされる塩シャンプーの効果から作り方や方法、頻度まで詳しくご紹介します。

  1. 目次
  2. 塩シャンプーって何?
  3. 塩シャンプーの効果とは?
  4. 塩シャンプーの作り方
  5. 塩シャンプーの方法や頻度
  6. まとめ

塩シャンプーって何?

湯シャンの進化形 “塩シャンプー”

塩シャンプーは、塩の力を使って頭皮などにこびりついてしまったたんぱく質汚れを浮かせて落とす、というものです。

お湯だけで髪の毛を洗う湯シャンも以前ブームになりましたね。これはシャンプーに入っている界面活性剤で体に負担をかけず、汚れを洗い流す大変エコな方法です。塩シャンプーは、この湯シャンの進化形になります。

頭皮で、皮脂の内部にあるたんぱく質が固まると毛穴をふさいでしまうということがあります。塩シャンプーをすると、塩の成分がたんぱく質が固まる現象を防ぐため、汚れをきれいに洗い流せるのです。

塩シャンプーの効果とは?

頭皮の臭い対策に!

頭皮の臭いってとても気になりますよね。ふわっと風に髪をなびかせたとき、脂っぽい頭皮の臭いがしたらと思うと気が気じゃないはずです。良い香りのするシャンプーを使って洗髪しても、時間がたてばすぐに蒸れて頭皮本来の臭いがしてしまいます。

そもそも頭皮の臭いの原因は、皮脂や汗のほか、垢やフケなどといった汚れであることがほとんどです。皮脂や汗というのは、お湯でしっかり洗えば簡単に落とすことができます。しかし、垢やフケというのはたんぱく質の塊なので、お湯だけで洗い流すのは難しいのです。

塩シャンプーをすると、塩の成分がたんぱく質を溶かして落としてくれるので、頭皮の汚れや臭いを抑えることができるというわけです。

薄毛・白髪・抜け毛対策に!

薄毛は老けて見られるので何とか改善したいですよね。この薄毛にも原因はたくさんあります。髪の毛にはヘアサイクルという一定の流れが存在して、頭皮の血行不良や皮脂の過剰分泌などがヘアサイクルを邪魔してしまいます。このヘアサイクルの乱れも塩シャンプーによって改善することができるのです。

過剰分泌された皮脂が塩の成分の働きによってコントロールされます。頭皮を正常な状態に戻してくれるため、もとの健康な頭皮になりって血行不良もしっかりと改善してくれるのです。これにより頭皮の新陳代謝がスムーズに行われ、頭皮の中にある毛根が活性化されることで薄毛のほか白髪や抜け毛といったトラブルも改善されていきます。

塩シャンプーの作り方

ぬるま湯に塩を混ぜるだけ

塩シャンプーに使う塩は、天然の粗塩を使うようにしましょう。塩の粒がある程度大きいと、毛穴に詰まった皮脂も取りやすくなります。もしそれで痛みを感じやすくなっている場合は、粒の細かい塩を使用するようにしてみましょう。

塩シャンプーは湯シャンと同じなので、シャンプーに塩を混ぜるのではなく、お湯に混ぜるのです。

洗面器にぬるま湯をたっぷりといれて、そこに大匙1杯程度の粗塩を入れて、しっかり混ぜてすべて溶かすようにします。これが塩シャンプーの作り方です。

塩シャンプーの方法や頻度

塩シャンプー初心者の方に、効果的なやり方と頻度をご紹介します。

塩シャンプーのやり方

1)ブラッシング

洗髪の前に、一度髪の毛をブラッシングしてください。これによって皮脂汚れを落とすことができます。

2)お湯で汚れを落とす

洗髪の準備に入ったら、ぬるま湯を使って髪の毛を洗いますが、シャワーヘッドを頭皮に近づけてたっぷりのお湯を使って汚れを落としてください。

3)塩シャンプーで頭皮をマッサージ

準備しておいた塩シャンプーを頭皮につけて、指の腹でマッサージするように丁寧に洗います。これで塩シャンプーは完了です。

4)塩を洗い流し

最後に再度シャワーヘッドを頭皮に近づけてしっかりと洗い流してください。塩が頭皮に残らないように念入りに洗い流すようにしましょう。最後の洗い流しは、水を使うようにしましょう。毛穴がきゅっと締まってくれます。

塩シャンプーは毎日OK?適切な頻度

気になる塩シャンプーの頻度ですが、毎日行うことができます!しかし、塩シャンプーを始めたばかりの頃は髪の毛のべたつきが気になるかもしれません。

それまでシャンプーでべたつきをしっかりと洗い流していたわけですから、それを突然塩シャンプーに変えることでべたつきが気になりやすくなるのです。

そのため、最初のうちは週に2~3回程度にとどめて、少しずつ塩シャンプーの回数を増やしてみてください。だんだんと塩シャンプーの回数が増えることによって、髪の毛のべたつきも軽減されていきますよ。

塩シャンプー後はドライヤーNG

塩シャンプーをした後はドライヤーで仕上げを行わないでください。水でしっかりと洗い流して完了になります。

頭皮にあった皮脂を落とし、水を使って洗い流すことで毛穴をしっかりとしめた状態になります。この後にドライヤーを使ってしまうと、せっかくしめた毛穴が再び開いて、皮脂がとめどなく出てきてしまうこととなるのです。

そのため、水で洗い流した後はドライヤーを使わず、自然乾燥するようにしましょう。

まとめ

湯シャンに次いで人気の高い塩シャンプーの効果、お分かりいただけたでしょうか。抜け毛、フケや白髪などといった髪の毛のトラブルに効果的で、かつ安価に始められるのでお財布にもとても優しですよね♪使う塩はできるだけ天然の粗塩にしましょう。

今すぐ始めることができますから、抜け毛やフケや白髪などにお悩みの方、頭皮の臭いにお悩みの方は是非始めてみてください。

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