2017年3月24日更新

米ぬかパックの美容効果でニキビを撃退!簡単な作り方をご紹介♡

米ぬかと言えば「カス」のイメージが強いですが、実は古くから美容効果があるとされていることをご存じでしょうか?米ぬかが大人ニキビに効くなどの情報も出回っていますが、実際のところはどうなのでしょうか?手作りできる米ぬかパックの作り方と美容効果の数々をご紹介していきます。

  1. 目次
  2. そもそも米ぬかって?
  3. 米ぬかパックで得られる効果
  4. 米ぬかパックを手作りしよう!【作り方】
  5. 美容効果大の米ぬかだけど‥注意が必要
  6. 米ぬかパックで美肌をGET

そもそも米ぬかって?

米ぬかは食卓に並ぶあのぬか漬けにも使用されているもので、玄米を精製後、白米になった際に出現するものがこの米ぬかと呼ばれるものです。

米ぬかはお酒や味噌を製造する際にも含まれており、これらを製造する人の手が白く、キメ細かい肌をしていることから美容効果があると昔から言われていました。

米ぬかの歴史は江戸時代から

現代でも多くの方に親しまれている米ぬかですが、その歴史は古く、なんと江戸時代から使用されていたとされています。江戸時代に現代の女性が使っているような美容液や洗顔、パックなどのスキンケアグッズは当然出回っていませんでしたが、現代人が食す米は江戸時代も存在していたため、米ぬかを使ったスキンケアをしていました。

米ぬかには市販で販売している化粧品に負けないほど、不要になった角質を除去したり、皮膚に保湿効果を与えたりしてくれる優れものなのです。

フェルラ酸ポリフェノールが白い肌を実現

驚くことに米ぬかにはフェルラ酸というポリフェノールが含まれています。そのため、紫外線を肌に受けても吸収する作用を持っており、メラニン色素が作られてしまうのを阻止してくれる働きがあります。メラニン色素はシミを作り出す原因となりますから、シミ予防があるということは美白効果があるということに繋がります。

さらに、ポリフェノールだけではなく、抗酸化作用の役割もするため、体内で老化を促進する働きをする活性酸素の働きを抑制し、細胞から老化を防いでくれる働きもするのです。

米ぬかパックで得られる効果

最近話題の米ぬかパックでどういった効果が得られるのか気になるところですよね。米ぬかに携わってきた人たちの肌を潤いで満たしてくれる理由には、現代の女性も納得できるほどのワケがありました。

植物性セラミドが皮膚を保護

米ぬかの中に含まれる成分には、「植物性セラミド」が存在し、この成分が皮膚の清潔を保ちつつ、細菌や乾燥から大切な肌を守る役割をしてくれます。また、皮膚にしっかりと潤いを与えてくれる作用もあるため、汚れを除去しつつ、効果の高い保湿でデリケートなニキビを優しく改善する作用を持っています。

乾燥や肌荒れ(ニキビ)を回避

米ぬかの中には他にも、γオリザノールやビタミンB群が豊富です。γオリザノールは、ポリフェノールの一つで、抗酸化作用の力で肌を乾燥から守る役割をします。

ビタミンB群と言えば野菜や果物にも含まれる栄養素ですが、米ぬかにも含まれており、その中でもビタミンB2やビタミンB6は肌の粘膜を正常に保ち、ホルモンが崩れがちな女性には嬉しいホルモンバランスを原因とする肌荒れやニキビを予防する効果を持っています。

黒くなった毛穴に効く

毛穴の黒ずみと言えば、真っ先に粘着式で除去するシートタイプをイメージする方もいるかもしれませんが、米ぬかパックはそんな黒くくすんでしまった毛穴の黒ずみにも効果を発揮します。

上記しましたが、γオリザノールはビタミンEの種類であり、この成分が肌に傷を付けることなく毛穴の汚れに効く効果があるため、毛穴の悩みがある方は最適なスキンケアと言えるでしょう。

米ぬかパックを手作りしよう!【作り方】

くすみがなく、透き通る肌は女子力のUPに繋がるとともに、自分に自信が付く材料となりますから、早速手作り米ぬかパックの作り方をご紹介していきます。

用意するもの

まず初めに準備するものは、米ぬか大さじ3、小麦粉大さじ2、水、ボウル、泡だて器、タオルを用意します。もし泡だて器がなければスプーンでも可能ですので、ご家庭にあるものを使っていきましょう。

作り方は?

実際の米ぬかパックの作り方は、まずボウルに米ぬかと小麦粉を入れ、しっかりと混ぜます。次に、10~15分程度時間を見ながら放置し、頃合いになったら取り出して少しずつ水を移し入れていきましょう。勢い良く一気に水を入れてしまうと理想のペースト状にならないので、様子を見ながらペースト状になるまで混ぜれば完成です。

また、小麦粉は量を多くすると皮脂が飛んだサッパリ感を出すことができ、反対に小麦粉の量を控えめにするとしっとりとした感触になります。自分の肌質に合ったお好みの量で配合すると良いでしょう。

米ぬかの使い方ですが、汚れないように衣類をタオル等で保護してからスプーンで顔全体に塗布し、15分程度米ぬかパックが乾くまで放置しましょう。ペーストが乾燥すればあとはぬるま湯でしっかりと洗い流せばパックが完了となります。

美容効果大の米ぬかだけど‥注意が必要

美容効果は絶大なものを持っていますが、米ぬかパックをする際、気をつけたいことがいくつかあります。自然に近い存在であり、健康な肌を作り出す手助けをしてくれることは確かですが、全ての方に効果が実感できるという訳ではないからです。

米ぬかは無農薬を選ぶ

パックを作る際、初めに気を配る点はやはり米ぬか選びからです。どういったものを選択すれば良いか不明なこともあるかもしれませんが、米ぬかの元となっているものは米ですから、その米に農薬が使われていると、米ぬかにも農薬が混じることは必須です。

直接皮膚に触れるものですから、無農薬の米ぬかを使うことによって、より良質な米ぬかパックを作ることができます。

作る際は少しずつ

鮮度が重要な米ぬかパックは、手作りした後はなるべく早めに使い切るようにしましょう。また、市販で販売している美容パック等は酸化防腐剤が配合されており、比較的時間を置いても問題なく使用できることが多いですが、手作り=防腐剤不使用ということになりますので、作る際は少しずつ、そして作り終えたらすぐに使い切るようにしましょう。

米ぬかパックで美肌をGET

米ぬかに関わった人たちの肌が美しく白い肌になれる理由は、米ぬかの力強い自然のパワーにあります。市販で販売しているものも良いですが、自分で作るスキンケアグッズは手作り好き女子にはたまりませんよね。上手に使ってもちもちの美肌をGETしてみてくださいね!

▽日本酒の美容効果もチェック!
日本酒化粧水の美白効果がスゴイ!作り方や菊正宗化粧水の口コミも♪