2017年3月15日更新
ベリーに多く含まれるエラグ酸とは?化粧品で美白効果を得よう♪
エラグ酸という成分をご存じでしょうか?主にベリー系に多く含まれる成分で、化粧に配合されていて美白効果が高いとされています。そんなエラグ酸のもたらす効果やどういった食品に含まれているのかについてご紹介していきます。
エラグ酸とは?
エラグ酸とは、苺などの果実に豊富に含まれる成分で、天然ポリフェノールの一つです。エラグ酸の効能としてはガンの発生を予防する効果があるとされており、ポリフェノールが含まれていることから抗酸化作用や老化防止の役割があるとされています。
こういった効果があることから高い美白効果を持つこのエラグ酸は、美白化粧品にも多く用いられているのです。
エラグ酸が豊富に含まれる食品
エラグ酸が多く含まれている食品は苺やブルーベリー、ザクロ、ナッツ類、クランベリー、赤ラズベリーと基本的にはベリーが多い印象です。苺やブルーベリーなどは普段口にする場面が多いですから特に身近であり、そして普段の生活の中で知らず知らずの間に摂取していたと考えれば近い存在なのだと分かります。
エラグ酸の効果・効能
成分内容として最も気になるエラグ酸の効果や効能にはシミに働きかける作用があり、美白化粧品として広く使われています。さらにエラグ酸はシミに抜群の効果があるとされているハイドロキノンと似た作用をする点があるため、エラグ酸もハイドロキノン同様にシミを薄くする作用があると考えられているのです。
エラグ酸がなぜ美肌を作るのか
シミに効くと言っても、実際どういった過程を経て美肌の手助けをしてくれるのか不明な点が多いですよね。自分の肌は誰もが大切に扱っていきたいものですから、エラグ酸が肌にどういった効果をもたらすのか見ていきましょう!
シミの大敵!チロシナーゼを抑制する
シミができてしまう過程には、チロシナーゼというメラニンを黒くしてしまうことでシミに繋がってしまいます。生活の中でシミができる原因は日差しの下などで浴びる「紫外線」が原因となります。
紫外線を肌で受けてしまうと、皮膚がダメージ信号を発信し、肌を保護するために細胞内でメラノサイトを通過後、メラニンが多量に作られてしまいます。その細胞部分にチロシナーゼが結合してしまうとメラニンは黒色に変化、そしてそれがシミや日焼けの原因となってしまうのです。
エラグ酸はこの悪い働きを助けてしまうチロシナーゼの働きを抑制する効果があるため、シミの予防をしたり、美肌になる作用をもたらしてくれるのです。
天然ポリフェノールが老化を防ぐ
上記しましたが、エラグ酸には天然のポリフェノールが含まれているため、老化を原因とするしわ、たるみ、ほうれい線などにも効果があります。年齢を重ねていくと肌も同じように劣化した部分が目立ってしまいますから、美白化粧品を使うことによって年相応に見えない肌を作れる点は女性に嬉しい成分だと言えます。
副作用はどうだろう?
肌に美容効果を与えてくれるエラグ酸ですが、良い成分だと言われていても副作用は心配になるところです。苺などの果物に含まれる成分で、体にあまり影響はなさそうですが、実際のところはどうなのでしょうか?
基本的に副作用はない
エラグ酸の副作用は基本的には心配するほどではありません。副作用というものはほぼないに等しく、しかも天然のポリフェノール効果で肌質が弱い方でも使用することが可能です。
肌が弱いということは、敏感肌やニキビ肌、外部刺激を受けやすい肌質の方でも使うことができるため、肌に優しい成分だということが嬉しいポイントです。
優れた抗酸化作用!
エラグ酸の特徴である抗酸化作用に強い点は、医療の現場でがんを抑制することにも用いられています。ポリフェノールは体全体に利点を与えてくれ、美容にも良くさらに健康に良いという部分も持っているため、強い抗酸化作用を持つエラグ酸はさまざまな場面で使われているのです。
ですが、一つ注意したい点は、エラグ酸を配合する場合、濃度を上げての使用は認められておらず、制限がかかっていますので、ハイドロキノン程効果のないエラグ酸の濃度を上げての使用はできないとされています。
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エラグ酸を効率良く摂取するには
美肌効果のあるエラグ酸はできることなら毎日摂取したいですよね。ですが、成分が多く含まれる苺やブルーベリーは毎日食べるとなると大変ですし、経済的にも良くありません。エラグ酸を効率良く摂取するにはどうしたら良いのでしょうか?
サプリメントでサクッと摂取!
エラグ酸が含まれているものは果物だけではありません。現代社会では時間のない方も多いですから、手軽にサプリメントとして摂取できるものも販売されています。エラグ酸配合のサプリメントを選ぶ際は、ザクロ由来のものを選択すると良いでしょう。
過剰摂取しても大丈夫?
サプリメントで効率良く摂取したい方もいる中で、栄養素である成分は口から摂りたいという方もいますよね。口にした際、過剰摂取がある恐れが考えられますが、エラグ酸は基本的に過剰摂取しても問題ないとされています。
ですが、ベリー系はマメ科の植物が主となっていますから、こういったものにアレルギーや異常が出てしまう方は注意が必要です。
エラグ酸の誇る脅威の効果
計り知れないエラグ酸の効果は美容だけではなく多くの日本人がかかるとされているがんの予防にまで効果があるということがお分かり頂けたでしょうか?美肌作りには欠かせない成分となりますので、自分に合った方法で摂取していきたいですね。