2017年3月6日更新
美白効果抜群のコウジ酸を使った化粧水の作り方をご紹介♡
美白・美肌効果のあるコウジ酸をご存じでしょうか?今回は化粧品などにも含まれるコウジ酸を使った化粧水の作り方や使い方ををご紹介します。
そもそもコウジ酸とは?
そもそもコウジ酸とは、昔から酒造りをしていた人の手が白くキメ細やかな肌質をしていることから研究され、麹菌から培養された成分のことを指します。
このコウジ酸には美白成分があるとの発見がされ、その理由にはメラニンの生成を抑えるなどの働きがあることから、現代ではさまざまな美容成分が謳われている製品にも含まれています。
コウジ酸の美白効果
上記した通り、コウジ酸にはメラニン生成を抑える役割を持っています。美肌の大敵であるシミや日焼けの原因は、紫外線を受けるとメラニンが黒色化するチロシナーゼの働きが活性化されてしまい、メラニンとチロシナーゼが働く作用を起こすことでシミ、日焼けに繋がります。コウジ酸にはこのチロシナーゼの動きを抑制する役割があるために美白効果があり、結果、綺麗な肌を守る作用を促してくれるのです。
黄ぐすみに効果あり!
近年「糖化」というフレーズを見聞きしたことがある方もいるかもしれませんが、糖化は黄ぐすみの原因となることが巷で密かな話題を呼んでいます。コウジ酸が作用する働きにはシミや日焼けなどだけではなく、この黄ぐすみにも効果あるとされているのです。
糖化は体の中でタンパク質と糖が結合することで、普通に生活を送っていれば自然に起きることなのですが、成形される際に出るAGEs(エイジス)という物質が年を取るごとに積もってしまい、肌が黄色味がかったように見えることで黄ぐすみとなってしまいます。コウジ酸にはこのAGEsの生成を抑える働きがあることから黄ぐすみにも効果があるとされているのです。
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コウジ酸を使った化粧水の作り方
美肌の手助けをしてくれるコウジ酸は市販で販売しているものを使用しても良いですが、自分で化粧水を手作りすることもできます。手作りであれば含まれているものが一目瞭然となりますから安心感がさらにプラスされますよね。
用意するもの
手作りの化粧水を作る前にまずは用意するものです。初めにハンガリーウォーター50mとコウジ酸ピュア1.5g、植物性グリセリン1.25~2.5ml、ラディッシュエクストラクト10滴(またはシトラスシードエクストラクト小さじ1/4)、プラスチックフロストボトル50mlを用意してください。これらの成分は老化に負けない強く、みずみずしい肌を取り戻してくれる作用があります。
コウジ酸化粧水の作り方
コウジ酸化粧水の作り方は、まず保存容器にハンガリーウォーターを入れ、その後コウジ酸ピュアを入れます。次に保湿剤として植物グリセリンを入れますが、この時の量はお好みの量でOK。次に保存料のシトラスシードエクストラクトを入れ、最後に容器を振って完成となります。
手作り化粧品の注意したいこと
手作りのコウジ酸化粧水を作る場合、気をつけたい点は「酸化」です。天然物であるコウジ酸は酸化しやすいため、成分そのものが不安定になってしまう場合もあるため、保存状態に気をつけなければ腐敗がどんどん進行してしまう恐れもあります。
そのため、コウジ酸で手作り化粧品を作る場合は少量を作り、短期間で使い切るように量を自分に合ったものにした方が良いでしょう。
コウジ酸の使い方・用途
肌にさまざまな効能をもたらしてくれるコウジ酸ですが、その使い道や用途は考えているよりも広くあります。身近なところにもコウジ酸はひっそりとあなたの美肌のお手伝いをしているのかもしれません。
コウジ酸が含まれる食品
コウジ酸は化粧品に含まれるていることは分かりましたが、他のものにも姿を潜めています。コウジ酸の成分は基本的には麹を使用している製品全てに含まれていますので、あの毎日のように使う醤油の中にも含まれているのです。
クリームとして脅威の活躍を示す
コウジ酸を使用した化粧品や薬の中には手軽に使えるクリームタイプとして世に出回っているものもあります。シミにも効果をもたらすコウジ酸はクリームにすることにより、顔にできてしまったシミに塗布することで集中的に対策・作用してくれる点を持っていますから、肌のくすみやシミに悩んでいる方にはピッタリの使い方でしょう。
コウジ酸は美白肌にはなくてはならないもの!
美肌や美白肌を納得できるまで作り上げるためにはさまざまな苦難が待ち受けています。ですが、傷んでしまった肌もコウジ酸が優しく綺麗な肌に導いてくれますから、スキンケアにこだわりがある方などは是非使ってみてくださいね♡
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