2017年3月6日更新
美白になりたいならトラネキサム酸を!シミにも効果ありだけど副作用は?
トラネキサム酸は美白になりたい女性が気にするシミに効果があるとされている成分で、化粧品などにも広く配合されているものです。色素沈着やシミ、そばかすなど悩みの種になる部分は多種に渡りますが、実際の効能はどういったものがあるのでしょうか?心配な副作用についても併せてご紹介していきます。
トラネキサム酸の効果・効能
トラネキサム酸はアミノ酸の一つであり、炎症を改善する効果やシミの原因となるメラニンが作られるのを抑える役割があります。そして、その他の効能としては、抗炎症や抗アレルギー効果なども含まれるため、出血を止める止血効果や皮膚トラブルの代表格である湿疹やじんましんにも効果を発揮します。
化粧品や治療薬としても用いられている
トラネキサム酸は肝斑の治療に用いた際、症状が改善されたとの報告を受けて、病院での治療として使われるようになり、肝斑治療を初めとしたシミやそばかすの治療でも内服薬や美白効果があると表記されている化粧水も販売されています。
なぜシミに効果あるの?
トラネキサム酸がなぜシミに効果を表すのかと言うと、まず皮膚は紫外線を受けるとメラニンを生成する細胞のメラノサイトの周囲に存在する肌脂肪からシミの原因となるメラニンを生成させる情報を促します。そんな時、トラネキサム酸が情報内に存在するシミ発生物質プロスタダランジンをガード、そしてメラニンが作られることを防いでシミやそばかすを予防してくれるのです。
トラネキサム酸配合の化粧品を使った方の口コミ
美白効果を持つトラネキサム酸ですが、化粧品として実際に使う感覚はどうなのでしょうか?スキンケアは日々繰り返し行うものですから、ケアの最中にストレスを感じる感触があったりしたら嫌になってしまいますよね。これからトラネキサム酸が含まれている化粧品を使う方のために実際に使用した方の口コミをご紹介します。
□hanakouさん 38歳普通肌
べとつき感のないサラっとしたテクスチャーの美容液で、お肌にしっかりとなじみました。w美白の効果でメラニンの生成をしっかりと抑えてくれるとのことで、今後使うのがとっても楽しみになりました。
□ himetonoさん 43歳乾燥肌
予防美白×持続美白のWの美白でメラニンオフ!!
若いころたくさん浴びてしまった紫外線による肌ダメージや
加齢によって年々くすんでくる肌の美白ケアにうれしいシリーズのローションです。サラサラとしたとろみのないテクスチャーで、
肌にのせるとはじく感じがなく、すぐになめらかに広がります。
なじみもいい!!なじむとしっとり&もちもちとして、お肌のキメも整えてくれる感じがします。
美白系でありながら潤い力もしっかりあるので、乾燥の気になる肌でもOK
なのがうれしいですね。使い続けることで、透明感出てきそう!!
□ せり★★さん 27歳乾燥肌
水のようなサラっとしたテクスチャーで
肌にすぐに馴染む美白化粧水です!香りはほとんどせずとても使いやすいです♪
浸透力が凄くてあっという間に
モチモチな肌になれましたー!こんなにすぐ馴染むので忙しい朝のスキンケアにピッタリな化粧水だと思います。
美白ケアが出来るのが嬉しいです(*^^*)
トラネキサム酸の副作用は?
トラネキサム酸は比較的副作用と呼ばれるものが少ないと言われていますが、中には注意したい点もあります。知らないまま使用を続けていくと思わぬ異常が体に起きてしまいますから、副作用を熟知してから使用しても支障がでないかという点を知ることが重要です。
体に合わないと出る症状
副作用が少ないと言われていても、中にはそういった症状が出てしまう方もいます。例えば、食欲不振になったり、胃の付近の胸やけ、嘔吐や湿疹が出てくる可能性もありますので、少しでも異変を感じたら医師から指示を受けるようにしてください。
血液が固まりやすい
元は止血剤として用いられていたものですので、血液が固まりやすいという点があります。そのため、血液が固まり、詰まることで起きる血栓症を引き起こすリスクが高まる場合があります。
そして、これは稀なことですが、人によっては脳梗塞、心筋梗塞血栓性静脈等の病気の引き金となってしまう事態も副作用としてありますので、持病がある方や腎不全を患っている方が使用する際は必ず医師と相談するようにしましょう。
薬として使ってみる
トラネキサム酸はご存じの通り、さまざまな化粧品などに含まれているものですが、「薬」という名目で服用するタイプのものもあります。ですが、薬となってしまうと一般的に認識されている薬と同等のものですから、気をつけたい点や確認したい点がいくつか存在します。
内服薬はどこで手に入る?
トラネキサム酸を内服薬で服用したい場合、近所の薬局で気軽に手に入ってしまうような場所には残念ながら置いていません。トラネキサム酸を服用薬として手に入れたい場合は、まずは皮膚科に相談も兼ねて処方してもらう必要があります。
副作用の症状などを見ると一見怖い成分なのだと感じてしまいますが、使用法や量をきちんと守れば怖いということはありませんので、持病を持っている方などは医師に相談することも兼ねて使い方や量を確認してから使用するようにしましょう。
▽肝斑治療にトラネキサム酸
肝斑治療や薬は保険適用になる?皮膚科の肝斑治療方法最前線
トラネキサム酸の外用薬使用方法は?
口から服用するのに違和感や抵抗を感じる方は、外用薬を使用してみるのも良いでしょう。外用薬は内服薬とは違い、最寄りの薬局でも取り扱っていることが多いため、手に入りやすいです。肌から成分を染み込む働きをする外用薬は、フェイシャルパックやローション、そしてクリーム系の美容グッズにも取り入れられているので、トラネキサム酸を手軽に使用することができるでしょう。
トラネキサム酸は美白を保つための必要成分
女性の「美白になりたい」という願いはいくつになっても消えることはない願望です。綺麗な美肌を目指すためにケアして差を付けたい女性は是非トラネキサム酸を使ってみてくださいね!