2017年2月6日更新

バイオイルの効果が出やすいシミや傷跡とは?効果的な使い方をご紹介♪

芸能人やモデルの間で人気の高いバイオイル、アナタはもうご存知ですか?バイオイルで本当にシミや傷跡が消えるのか、偽物バイオイルの噂など、バイオイル初心者が気になる情報をまとめました。

  1. 目次
  2. バイオイルの成分と使い方
  3. バイオイルに偽物疑惑!?
  4. バイオイルの効果【妊娠線、ストレッチマークなどの傷跡】
  5. バイオイルの効果【シミや脇の黒ずみ、色素沈着】
  6. 比較的最近できた浅い傷跡や色素を薄くするバイオイル

バイオイルの成分と使い方

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バイオイルはいくつかの植物油を混合した跡(あと)ケア製品です。

バイオイルの主な成分は、混合植物油とビタミン

バイオイルにはベビーオイルにも入っているミネラルオイル、複数の皮膚にやさしい油剤、ラベンダーやローズマリー油などの解毒鎮痛効果のある植物油、そしてビタミンAとビタミンEが配合されています。良い香りでもあるのでリラックスもできそうですね。

肌に塗って使います

基本的には入浴後、傷跡やストレッチマークなど気になる箇所にバイオイルを塗ります。1,2滴で良く伸び肌への浸透力は高いですので、あまり付けすぎるとべたついた感じがしてしまいます。ゆっくりマッサージするようにオイルを伸ばしましょう。

バイオイルに偽物疑惑!?

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バイオイルを通販購入したら、すごくよく似たパッケージだけど「バイオオイル」って、「オ」が1つ多い製品が届いた!これは偽物?という疑惑がありますが、本当のところは?

偽物ではありません

バイオイルもバイオオイルも、どちらも本物です。バイオイルは日本の代理店が扱っている商品で、バイオオイルは並行輸入品です。

バイオオイルは、もともと南アフリカのユニオン・スイス社が開発したもので、その評価は海外でも高いです。日本にはジャンパール社という販売代理店があり、そこで登録商標が「バイオイル」となったのではないかと言われています。そして海外製品と同名を名乗れなかったのは、日本にはバイオ=再生エネルギー的なイメージのほうが強いからなのではないかとのことです。

香料成分に違いがある

バイオイルとバイオオイル、成分の違いはいくつかあります。
バイオイルはラベンダー油、ローマカミツレ花油、ローズマリー油などの植物油に加え、ミネラルオイル等の油剤、ビタミンAのパルミチン酸レチノール、ビタミンEの酢酸トコフェノール、酸化防止剤などが記載されています。一方バイオオイルの成分は上記バイオイルの成分と同一に加え、合成香料、防腐剤、着色料が記載されています。

成分表は配合量が多い順に記載されますが、配合量が1%以下は順不同でよいため、違いは1%以下の成分の種類ということが考えられます。バイオイルもバイオオイルも大きな違いはあまりなさそうです。

バイオイルの効果【妊娠線、ストレッチマークなどの傷跡】

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バイオイルは妊娠線やストレッチマークなどの跡ケアにその効果を発揮します。

妊娠線が出始める妊娠中期から3ヶ月以上の期間、使い続けましょう

バイオイルは、鎮痛消炎作用の多い植物油の配合に加え、ビタミンAという皮膚の成長を促し肌を健康に保ち、免疫力まで上げ乾燥から守ってくれる成分が入っていますので、肌ケアに非常に適しています。さらに、抗酸化作用の豊富なビタミンEも含まれていますので、肌や細胞を傷つけてしまう活性酸素を抑制してくれます。

妊娠線は妊娠中期のお腹が大きくなる時に、通常の皮膚ではお腹の大きさに耐えきれず皮膚の組織が破けてしまうことで起こります。皮下組織をビタミンで守り、皮膚を植物油で柔軟に保ち、鎮痛消炎の働きをするバイオイルは、できてしまった妊娠線を薄く無くしてくれる効果が期待できるのです。

やっと治ったけど残ってしまった、浅めのニキビ跡

ニキビの傷の皮膚は完全に治ったものの、跡が残ってしまうことが良くあります。クレーターのような深い傷跡とまではいかずとも赤みが残ったりもします。このニキビ跡は、基礎的な新陳代謝つまりお肌のターンオーバーを何周期か回すことで改善できます。バイオイルは、保湿をしながら新陳代謝を促すので、ニキビ跡を薄くするものと考えられます。

バイオイルの効果【シミや脇の黒ずみ、色素沈着】

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バイオイルはべたつかず、1,2滴で十分伸びて肌に浸透します。新陳代謝が繰り返されることにより、バイオイルの効果はだんだん実感できるでしょう。

長年取れなかったシミや黒ずみは効果が期待しにくい

最近気付いた薄いシミや脇の黒ずみは、バイオイルを塗り続けると2,3か月後から薄くなっていく効果を見ることができます。しかしながら長年定着してしまっている色素沈着は簡単にはがれません。美容クリニックでシミ取りクリームを処方してもらった方が良い場合もあります。

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色素沈着してしまう前に、バイオイルでターンオーバー促進

シミや黒ずみができたことに気づいたら、定着してしまう前にバイオイルを使うと良いでしょう。ターンオーバーで改善できる進行レベルのものであれば、角質が新しいものに生まれ変わるたびに色素は垢としてはがれ落ちて行きますので、そのサイクルが順調に訪れるためにもバイオイルを使うことは有効と言えます。

比較的最近できた浅い傷跡や色素を薄くするバイオイル

妊娠線は妊娠中期から後期にできると分かっているものであり、できる前後から妊娠線が無くなるようケアするのであれば、バイオイルがおすすめです。

また、ニキビ跡やシミや黒ずみなども、できてしまったなら放っておかずにターンオーバーを促進させるようバイオイルを使えば、その効果は数ヵ月後にはでてくるかもしれません。必ず炎症は完治し、皮膚が安定している状態で使ってください。