2017年1月17日更新
足のむくみ解消法⇒妊娠中・産後のむくみ対策も!
一日中立ちっぱなしでも座りっぱなしでも、夕方になるとなぜか足がむくんでしまいます。だるくてマッサージや圧迫無しでは眠れないほど。女性の敵『足のむくみ』の解消法を知って、快適な生活に変えましょう。妊娠中や産後の足のむくみ解消法もご紹介♪
足のむくみの原因はズバリ!水分
いまいましい足のむくみ。原因はなんと、カラダに必要な水分だったのです。
体内を循環すべき水分が重力に負けて足に溜まる
心臓から流れ出る血液は動脈という道を通って栄養分や水分をカラダの隅々にまで運んでくれます。そして今度は静脈やリンパ管という道を通って、余分な老廃物や水分を体外へ運び出してくれます。
アナタの静脈やリンパ管は滞りなく流れていますか?流れが悪い場合、余分な水分が体外へ運ばれずに溜まってしまいます。これがむくみの原因です。そして余分な水分は重力に負けてカラダの下の部分に溜まってしまい、足がむくむというわけです。
体内循環が悪いことと、水分を摂りすぎることが原因
体内循環はアナタのせいで悪いのではありません。立ち仕事だったり、座ってコンピュータと向き合い同じ姿勢でいる仕事がアナタの体内循環を悪くさせていることは間違いありません。ですが、重力に負けない筋肉を蓄えていないのはアナタの運動不足のせいですね。
また、塩分の強い食べ物が好きだと水分を大量に摂取してしまうことに繋がり、余分な水分は足元に溜まってしまい、むくんでしまいます。
足のむくみ解消法は即効ストレッチ
あー疲れた、と帰るやいなや疲れよりも足がひどくだるい。なんてことありませんか。
家に着いたらすぐにできるのは即効ストレッチ
家であればお風呂に入らずともすぐに実行できるのがストレッチ。即効性があり、いったんむくんだ足も回復します。
仰向けに寝て、足を90度まっすぐ上にあげます。足だけ上げているのがツラい場合は壁を使ってもよいでしょう。この状態で足をゆっくり何度か開閉してください。足に溜まった血液と水分が流れ始めますので、ラクになるでしょう。
棒があれば足の筋肉をマッサージ
ラップの芯や麺棒などがあれば、ふくらはぎをかかとからひざへ向かって棒でマッサージしてみてください。ひざにはリンパ節がありますから、足に溜まった老廃物や水分が流れるようにマッサージします。むくみ始める夕方に行うとかなり足の負担が減りますよ。
足のむくみ解消グッズ・食べ物・足ツボ
毎日マッサージするのかと思うとちょっとツライ。そんなときはほかにもいろいろな視点で足のむくみの解消法を知っておきましょう。
これを使って簡単に足のむくみを解消!
足がむくむとき、一番マッサージしたいのはふくらはぎではないでしょうか。
気安めでもいいではありませんか。職場でも足元につけておけますよ。
「オムロン レッグマッサージャー HM-252-PK」
積極的に食べたい!むくみに効くのはこの食材
カリウム、クエン酸、ビタミンEがむくみにはいいですよ、と言われても、食材や出来上がった食べ物で知りたいですよね。むくみ予防にはこの食材を覚えておきましょう。
赤ワイン片手に、ドライプルーンにアボカドと鶏肉のサラダと冷ややっこ、デザートはヨーグルトにバナナとグレープフルーツをいれて。
セルフ足つぼマッサージで快適に!
足の裏には足のむくみに効くとされるツボがあります。「足心(そくしん)」という足の裏の真ん中を両足共に押してみてください。親指だと強めに押せますよ。
もう一つは左足裏です。左足の中指と薬指の間から3~4cmかかとのほうへ進んだところに「心臓(しんぞう)」というツボがあります。こちらも強めに親指で押しましょう。
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リンパの流れを良くする方法 ~リンパを流して巡り美人~
妊娠中や産後の足のむくみはこう解消する!
妊娠中や産後は何かとカラダを大事にしなくてはいけないですが、ここでも足のむくみが発生します。
妊娠中は血液量が増えるのでむくみやすい
妊娠中とくに出産が近くなってくると、血漿(けっしょう)の量が通常の5割増しにまで増えます。この血漿は水分でできていますので、水分のような血液が増えているというイメージです。赤ちゃんに栄養を運ぶためには最適であるため、足がむくんでしまうのは仕方が無い。ふくらはぎのマッサージや、寝るときは足を高くして寝るとむくみが薄れます。
産後はカラダのバランスが崩れるので、水分を貯めこもうとするのがむくみの原因
産後は元気に元通りに動きすぎると危険です。産後はカラダが非常にデリケートになっていますので、無理をしない方法でむくみを解消しましょう。ただただ、寝るときは常に足を高くして寝る、これだけでOK。タオルなどを丸めその上に足首を置くだけでよいのです。
簡単なことですが、カラダを冷やすと血液の流れも悪くなります。温かい飲み物を飲んだり、冷たいお水ではなく常温のお水を飲むようにしましょう。
普段から水分には気をつけましょう
水分はカラダには無くてはならないものですが、多すぎるとむくんでしまうという困ったものです。普段から塩分を控えたりするのもよいですし、運動によってカラダのポンプとなる筋肉を準備しておくのも良い予防法ですね。