2016年12月15日更新
妊娠線は2種類ある!? できてしまった妊娠線を消す方法
せっかく赤ちゃんが出来てハッピーな気持ちなのに、妊娠線が出てきて「えーっ!」とビックリ。「これって消えるのかしら?」と思っていたら、出産が終わっても一向に消えない妊娠線。もう妊娠前の身体に戻れないのでしょうか?できてしまった妊娠線を消す方法を調べてみました。
妊娠線ができるメカニズム
妊娠線とは、急に大きくなるお腹に皮膚がついていけずに、真皮が断裂してしまう状態を言います。断裂したところはひび割れのように跡がついてしまったり、毛細血管が透けて見えてしまい線状に赤紫色になってしまいます。お腹だけでなくお尻や太ももに妊娠線ができる人もいます。
妊娠中はホルモンの影響で新陳代謝を抑制させてしまうため、肌の弾力がなくなり断裂しやすくなってしまうのです。
妊娠線ができない人もいる
妊娠線は必ず誰でもできる訳ではありません。妊娠中に体重増加が8kg未満の人は、できない人が多いようです。また、年齢も若い人の方が妊娠線が出来にくいのです。
妊娠線を消す方法はあるの?
1度出来てしまった妊娠線を消す方法はあるのでしょうか。
もちろん予防して、出来ないようにすることが大切なのですが、既にできてしまった妊娠線を保湿して肌を柔らかく保つことも、とっても大切なのです。
妊娠線は2種類ある
一言で「妊娠線」と言っても2種類あるのです。
「新妊娠線」
一般的に言われる妊娠線のことを指します。
急激に大きくなるお腹に皮膚がついていけずに、皮膚が断裂してできます。
「旧妊娠線」
分娩後に妊娠線の跡が、銀白色に見えることを指します。
急激な体重増加によって出来る「肉離れ」も、これと同じです。
妊娠線は消せるの?
1度出来てしまった妊娠線を完全に消すと言うのは、簡単ではありません。
でもどんなに予防していても、できてしまうものでもありますね。
具体的に、消す方法は大きく分けてこのような方法があります。
- 専用のクリームやオイルでマッサージする
- エステでのマッサージ
- 皮膚科でのレーザー治療
どれもメリット・デメリットがありますので、自分に合った方法で妊娠線を消しましょう。
それぞれの特徴
皮膚科でのレーザー治療
妊娠線がある場所にレーザーを照射していき、皮下組織の再生を図ります。また、コラーゲンの再生も促すので、とても高い効果が得られます。
治療は短時間で出来るので、とてもお手軽です。
妊娠線専用クリーム
妊娠線を予防する時と同じクリームでかまいません。妊娠線を保湿すると、確実に改善していきます。一時的に使用するのではなく、長い期間使用してマッサージしましょう。
バイオイル
バイオイルとは、南アフリカのスキンケア会社が開発した、保湿性の非常に高いオイルです。肌の奥にまで届く美容成分が、内部までしっかりと保湿し新陳代謝を活発にします。
また、肌を柔軟にするので、妊娠線だけだはなく、帝王切開の跡まで消してくれると言われています。
使い心地は、オイルなのにサラッとしているのが特徴で、アロマも入っているので香りもいいと人気です。
クリームとオイルは毎日続けることが大切です。
エステでマッサージや超音波を受ける
エステで妊娠線を消すマッサージを受けるメリットは、「自分じゃ上手く出来ないけれど、美容クリニックに行くよりも費用を抑えられる」ところです。
エステでのマッサージや超音波で皮下組織の修復とコラーゲンの生成を促します。
専門のサロンでのテクニックには敵いませんね。
妊娠線を予防する
妊娠線が出来ないように予防法を知っていれば安心ですよね。予防して妊娠線を防ぎましょう。
妊娠線予防に気を付けたいこと
妊娠中の体重管理はしっかりと!
増えすぎは注意です。
特に急激に増えることはせず、少しずつゆっくりと増やしましょう。
適度な運動で太りにくい身体を作りましょう!
妊娠中はウォーキングが1番です。
体調を見ながら、マイペースで続けましょう。
妊娠線を予防するために、肌を柔らかい状態に保湿しましょう!
クリームなどでマッサージすることが大切です。
お腹が大きくなってからとは限っていません。初期の段階から始めましょう。
▽妊娠線の予防について詳しく
妊娠線の予防クリームはいつから始めたら良いの?効果的な塗り方は?
まとめ
妊娠線は、赤ちゃんをお腹で育て産んだ勲章でもありますが、できればできて欲しくないものですよね。
できてしまった妊娠線はご紹介した方法で対策して、妊娠前と変わらないキレイなお母さんでいてくださいね。