2016年12月15日更新

妊娠線の予防クリームはいつから始めたら良いの?効果的な塗り方は?

赤ちゃんの成長に伴ってお腹がだんだん大きくなっていくのを見守るのは嬉しい事です。でも、お腹がぐんぐん大きくなるにつれ、ふと頭の中を過るのが「妊娠線」です。一度妊娠線の跡ができてしまうと完全に跡を消す事は難しい為、予防する事が大切です。

  1. 目次
  2. 妊娠線はなんでできるの?
  3. いつから妊娠線の予防を始めたら良いの?
  4. 妊娠初期からできる対策
  5. 妊娠線ができやすい部位はどこなの?
  6. 全身の保湿が大切です。

妊娠線はなんでできるの?

shutterstock_198414131

一般的に妊娠線は、妊娠後期(8~10か月)辺りのお腹が急成長する時期にできやすいといわれています。妊娠後期は胎児が急激に成長するので、お腹の皮膚が引っ張られる為に妊娠線ができてしまいます。

個人差があり、妊娠中期(5~7か月)で妊娠線ができる人もいれば、妊娠初期や出産するまで妊娠線ができなった人などさまざまです。

このように個人差によって、妊娠線ができやすい人とできにくい人がいます。実際に妊娠線ができやすいかどうかは妊娠してみないとわかりませんが、平均よりも小柄な体形の方、乾燥肌の方、肥満体形の方、双子などを妊娠している場合、経産婦の妊娠時には特に注意して予防を心掛ける必要があります。

いつから妊娠線の予防を始めたら良いの?

shutterstock_368008712

さて、妊娠線の予防はいつから始めるべきかですが、これも体質などの影響を大きく受ける為、個人差があります。早い人は妊娠初期頃に妊娠線ができたという方もいるので、お腹が膨らみはじめる前の妊娠2~3か月頃からしっかりケアする必要があります。

なるべく早い段階で妊娠線の予防ケアを始める事が大切ですが、妊娠初期の頃はつわりなどの体調不良でそれどころではない方も多いでしょう。この時期にはまだ本格的な妊娠線の予防ケアは必要ありません。

体調が良い日や気が向いた時だけでも、お風呂上りにニベアクリームやベビーオイルなどを使って軽くお腹のマッサージをしてみると良いでしょう。

妊娠初期のうちから、これから妊娠線ができやすいであろう部分の皮膚を保湿しやわらかくしておくと、妊娠線の予防効果が期待できます。

妊娠初期からできる対策

shutterstock_414951184

一番効果的な妊娠線の予防方法は、妊娠線ができやすい時期よりも前からケアを始める事です。

ニベアやベビーオイルなどの予防クリームを塗る

妊娠線は赤ちゃんの急激な成長によって皮膚が強い力で引っ張られ、伸びてしまう事で起こります。お腹が大きくなる事で皮膚が伸びたり、体重が増加したりは避けられない為、伸びる事を前提として柔らかい皮膚をスキンケアによって整える必要があります。

いざ妊娠線が出来てしまってから予防クリームを塗っても、残念ながら妊娠線は消えません。妊娠初期から前もってケアする事が大切です。

妊娠線予防に人気のベルタマザークリーム

妊娠中の肌トラブルを解決してくれる「シラノール誘導体(ヒドロキシプロリシランCN)」を始めとし、3種類の美容成分や、妊婦必須の葉酸、アミノ酸、5種類のビタミンなどさまざまな有効成分が配合されており、リニューアルされてからはコエンザイムQ10やヘスペリジン、安心のオーガニック成分も5種類配合されています。

少し高価ではありますが、効き目を考えたらお値段以上との口コミも大変多い人気商品です。妊娠線の予防をこれから始めたい方や、妊娠線クリームで失敗したくない方にオススメです。

妊娠線ができやすい部位はどこなの?

shutterstock_309942563

妊娠線ができやすい部位は、妊娠と共に大きくなったり脂肪がつきやすかったりする部位です。お腹が大きくなってくると、自分でチェックする事が難しくなってくるので、家族に外からチェックしてもらいましょう。

お腹

ほとんどの方にとって、一番妊娠線のできやすい部位になります。特にできやすい部位が下腹部とへそ下辺りです。ちょっと油断すると、お腹全体がひび割れしたような妊娠線ができてしまいます。

妊娠後期に向かいお腹が大きくなるにつれ、自分で自分のお腹を見るのが難しくなってしまう為、特に下腹部の妊娠線には注意しましょう。

妊娠すると女性ホルモンが活性化する為、胸がどんどん大きくなっていきます。元々の大きさとのギャップがあればある程、妊娠線のできやすさも変わってきます。特に胸が張って辛く感じる人は注意が必要です。

腰背部からお尻

妊娠に伴い、腰背部からお尻にかけて一気に脂肪がつき始めます。その為、この部位も妊娠線が非常にできやすい部位であると言えるでしょう。元々は瘦せていて、腰回りに脂肪が少ない方は特に気をつけましょう。

太もも

腰回りに脂肪がつきやすい人は、それを支える太ももにも脂肪が多くつきやすく、妊娠線もできやすいので要注意です。特に太ももの内側には皮下脂肪を溜めやすく、妊娠すると急速に脂肪がつき出すので普段から気をつけるようにしましょう。ふくらはぎに妊娠線ができるケースもあります。

脚の付け根やひざの裏

急激に脂肪がつくと妊娠線が現れやすい部位です。足全体のボリュームが増すと、普段皮下脂肪の目立たないひざの裏でさえも妊娠線ができてしまう可能性があります。

二の腕

上半身に皮下脂肪がつきやすいタイプの方は要注意なので腕です。二の腕の内側は非常にやわらかい為、妊娠線ができやすいといえます。

全身の保湿が大切です。

shutterstock_175984901

妊娠線は、成長と共に大きく膨らむお腹以外にも全身にできてしまうおそれがあります。元々皮下脂肪が少ない場所も、つきやすい場所も、同様にニベアクリームやベビーオイルなどの予防クリームで保湿するようにしましょう。

▽妊娠線ができてしまったら
妊娠線は2種類ある!? できてしまった妊娠線を消す方法