2023年6月15日更新

何だか目が小さくなった?その原因と改善法まとめ

鏡で自分の顔をじっくりと見たときに最近何だか目が小さくなったと感じることはありませんか?些細な問題のように思われがちですが、実は加齢や寝不足、むくみなどの日常で隣り合わせの原因が直結しているかもしれません。目が小さくなる原因は他にもあるのでその他の原因と改善方法までご紹介します。

  1. 目次
  2. 最近目が小さくなった?
  3. 目が小さくなる原因とは
  4. 小さくなった目の改善方法
  5. 目が小さくなる原因を突き止めていつまでも大きな目を維持しよう

最近目が小さくなった?

最近鏡を見て昔より目が小さくなったと感じる人もいるのではないでしょうか。特に何かをした覚えはないのにも関わらず、以前と比較してみても大きさが違うと感じることがありますよね。写真を撮ることが多い人は余計過去の自分と比較しやすいため、目の大きさが変わったことが分かるでしょう。大きな目に大きな瞳が美しい人の基準となっている女性たちの間では、徐々に目が小さくなっていく現象は何としてでも食い止めたいところです。一見目が小さくなったという些細な問題ですが、そのまま放置しておくと年を取ったときに修復不可能になってしまうこともあるので、今目が小さくなったことに気が付いた人は原因を突き止めて改善していける方向に向かっていくことが大切です。

目は誰しも小さくなっていく

女性にとって目が小さくなるのは大問題ですが、あまり知られてはいないものの、実は人の目は20代後半から徐々に目が小さくなっていき、15年後には若い年齢の頃と比較して20%減少するという恐ろしいデータがあります。これは皆誰しもに平等に襲い掛かるものですが、目が小さくなる原因はこれだけではありません。日常生活の中でほんの些細なことでも継続していけば目が小さくなることを助長させていることもあるので、いつまでも大きい目を維持していくためには生活の改善も必要になってくるでしょう。

まぶたが開きにくい…それ眼瞼下垂かも

目が小さくなったと感じるだけならまだしも、まぶたが開きにくいといった不快な症状を感じる場合もあります。まぶたが開きにくくなる原因はもしかしたら眼瞼下垂という動眼神経の病気の可能性があります。眼瞼下垂はまぶたが開きにくいという症状の他にも視界が狭まるといった症状や目の疲れなども挙げられます。先天性で現れることもありますが、目の酷使や加齢によっても引き起こされるので注意したい病気です。眼瞼下垂は重度になると手術することもあるので心配な人は眼科を受診してみましょう。

目が小さくなる原因とは

年を取るごとに目が小さくなったと感じる人や、短期間で気づいたら何となく目の小ささが気になった人など目についての違和感は様々ですが、目が小さくなる原因にはどういった原因が隠れているのでしょうか。大きな目を美しいとしている女性には小さい目というのは一大事ですから、早速考えられる原因の数々をご紹介します。

まぶたのむくみ

目が小さく見える代表的な原因はむくみでしょう。深酒をしたあとや、睡眠不足のときに朝起きたら目やまぶたがむくんだ体験をしたことがある人も多いはず。まぶたがむくんで目が小さくなるのは時間が経てば元に戻ることが大半ですが、まぶたにむくみを感じたらマッサージしたり、少し目を温めてあげるなどの対策を取りましょう。まぶたがむくみやすい人は一日6時間以上の睡眠時間を確保するよう心掛けることが大切です。睡眠時間が5時間を切ってしまうと様々な不調だけではなくまぶたのむくみにも直結します。

目を酷使する環境

仕事柄デスクワークばかりの人や、スマホを1日のうち何時間も見ている人は知らないうちに目を非常に酷使している状態です。まさに目にとっては地獄の環境と言えるこれらの目の酷使は、休む暇がないので目の周辺の血液の流れが滞ってしまいます。目の付近の血流の流れが悪いと疲れ目になったり、眼精疲労になることもあるのでまぶたを開閉する役割のある「ミュラー筋」という筋肉の力が衰えてしまいます。パソコンやスマホ、テレビなどの目を使う生活に加え、睡眠時間が少ない場合は目にとって最悪の環境ですから、目を休ませてあげる生活にシフトする必要があります。

目の回りの乾燥

目が小さくなる原因には目の回りの乾燥も挙げられます。元々デリケートで皮膚も薄い目の回りが乾燥してくると、それだけでかゆみを感じやすくなるものです。また、花粉症などのアレルギーを持っている人は目の乾燥に加えて目を擦る機会も多いでしょう。目を擦る行為はミュラー筋に多大なダメージを与えているも同然ですので、こういったことがきっかけになり目が小さくなっていくのです。

加齢

誰にも止めることはできない加齢ですが、目が小さくなる原因の大部分はこの加齢によって引き起こされます。上記でも触れましたが、人の目は年を重ねるほどに目が小さくなっていきます。その原因は加齢によるまぶたのたるみであり、上まぶたが斜め下に垂れ下がることで目が小さく見えてしまうのです。加齢によってたるみが生じるのは誰しもにあることですが、そんなたるみに加えて目を擦る頻度の高い人はよりまぶたがたるんでしまうため、人よりも目が小さくなったように感じます。

眉毛を抜く

目が小さくなったことと何の関係があるの?と思われそうですが、眉毛のケアを抜くことで処理している人は毛抜きによって強制的に引っこ抜かれた毛と一緒にまぶたも引っ張られることでミュラー筋が伸びてしまい、目が小さくなってしまいます。一瞬のことですが、何度も繰り返し眉毛を抜くことで多くのダメージが目付近にかかっているので眉毛のケアは剃るなどで負担の少ない方法に変えましょう。

小さくなった目の改善方法

気づいたときにはもう既に目が小さくなったと感じている人もいることでしょう。目が小さい状態では女性の場合むくんでいるのかと聞かれたり、メイクに時間がかかったりということもあるので小さくなってしまった目の改善方法について触れていきます。

目元エクササイズ

目が小さくなった原因には上記した通り様々ですが、凝り固まった目には血流を良くし、パッチリとした目に戻らせるために目元エクササイズをしていきましょう。眉毛に沿うようにして人差し指を当て、目を閉じたら人差し指で眉毛が動かないように固定しながらゆっくりと目を開けます。このとき眉毛が動かないように指でキープしながら目を大きく見開いて5秒間キープ。この流れを5セット程度繰り返せば目付近の血流も良くなります。

また、簡単にできる目の体操としては、両目に力を入れて5秒間目を閉じ、5秒経ったら目を大きく見開きます。この動作の目を開けるときに瞳の位置を真っ直ぐにしたり、下、上、右、左など角度を変えながら行っても目にとって良い体操になります。

ホットタオルで温める

眼精疲労などの目を酷使した原因で目が小さくなっている場合、ホットタオルなどを使って目の全体を温めてあげましょう。乾燥や疲労などを感じている場合は目の周辺の血流が悪いことが多いのでじっくりと時間をかけてホットタオルで温めてあげます。また、日常で目を擦る頻度が高く、乾燥を強く感じる人はアイクリームなどでしっかりと保湿してから温めるのも効果的です。

クレンジングに気を付ける

意外と見落としがちなのはメイク落としに使うクレンジング剤です。クレンジング剤は水やお湯で落ちない油分を多く含んでいるため、そんな強力なメイクをごっそり綺麗に落としてくれるクレンジング剤は繊細な目にダメージを与えています。面倒ですが、肌と目に使うクレンジング剤は別のものし、目には専用のクレンジングを使って綿棒などで落とし残りがないようにオフしてあげましょう。

目が小さくなる原因を突き止めていつまでも大きな目を維持しよう

目が小さくなる、という問題は些細なことに感じるかもしれませんが、そのまま放置していると数年後に後悔するときが訪れます。今はまだ何となく小さくなった程度に感じていても気づいたときにはかなり目が小さくなって印象がかなり違ってしまうこともあるので、「何だか目が小さくなった?」と感じたらすぐに毎日のケアに移っていきましょう。