2017年8月16日更新

意外と知らない香水の使用(消費)期限!長持ちさせる保存方法をご紹介♡

香水って少量でよく香りますよね。そのため長く置きっぱなしにしたり、新しい香りに手を出して、そういえばこの香水いつ買ったっけ?そんなことも多々あるのではないでしょうか。開封有無や保存状態によって異なる香水の使用期限についてご紹介します!

  1. 目次
  2. 香水の消費量は人それぞれ
  3. 香水の使用期限(消費期限)
  4. 香水の使用期限はこれで決まる!
  5. 香水の保存方法が重要!
  6. 香水の使用期限が切れたら?
  7. まとめ

香水の消費量は人それぞれ

香水を買っても、毎日は使用しないという方や、毎日朝からこまめにつけているという方、使用方法や消費量は様々ですよね。

香水にも大きいボトルのものや小さいボトルのものがありますし、購入もその時のお気に入りを決めますから、自宅にも大小様々なボトルが置いてあることでしょう。数カ月すれば空っぽになる香水や、1年以上も置いてある香水もあるのではないでしょうか。

この香水はしばらく使ってないな、と思って久しぶりに使用しようとしても、そういえば使用期限は大丈夫なんだろうか?と不安にもなりますよね。それは開封や未開封状態によっても異なることでしょうし、保存方法にもよります。

心配しながら不安なまま使用する前に、香水の使用期限についてしっかりと把握しておきましょう。

香水の使用期限(消費期限)

未開封の香水の使用期限

香水のパッケージを見てみると、特に使用期限については書かれていないのをご存知でしょうか。香水は、化粧品に分類されることもあまり周知されていません。化粧品というのは薬事法で使用期限が定められているために、パッケージには記載がないのでしょうね。

薬事法によると、化粧品の使用期限は3年以内とされています。それも、未開封の状態であることが条件です。

しかし、食品と一緒で3年経過したからといって、すぐに品質に問題が出るという訳ではありません。3年以上過ぎた香水であっても、保存状態がよければ使用できることもあります。自身の嗅覚で確認し、香りに問題がなければ使用しても良いのです。

ボトルの品質や、日光の当たる場所に保存した場合などは、成分に異常が出ている場合もあります。保存状態が良好ではなかった場合、使用を控えた方が無難です。特に、買った当初と色が違っている場合はお肌に異常をきたす可能性もあるので、使用しないようにしましょう。

ボトルが気に入っていれば、しばらくインテリアとして使用しても良いかもしれませんね。しかし、高温多湿となる場所に長時間置くとボトルの劣化にも繋がりやすいですから、できるかぎり日光の当たらない涼しい場所に置くことをおすすめします。

開封後の保存状態が一番大事

香水は、化粧品と同じように、一度開封してしまうと中身が酸化して成分に問題が生じたり、香りが変化してしまうこともあります。

香水を購入するときも、ショップの店員さんから1年以内に使用するよう言われた経験はありませんか?ほとんどのショップでは、開封後の使用期限を1年として使い切るよう指導があるようです。

酸化して成分に異常が出た香水で、お肌にトラブルが生じてしまっては大変ですからね。ただし、1年以内とは言っても、保存状態が悪いと1年も持たない場合もあります。高温多湿の場所に長時間置いている場合は1年以内に関わらず、早めに使用して、成分や香りに変化が見られた場合は即時使用を停止してください。

香水の使用期限はこれで決まる!

良好な保存状態

3年以内、1年以内とはいっても、香水のパッケージに使用期限が明記されていない以上、確定的な使用期限は存在しないのです。ボトル品質や保存状態によっては10年近く、変わらず使用できたという方もいるほどです。

また、ボトルの品質が悪かったり、保存状態も悪い場合は、未開封であっても3年と持たずに使用出来なくなるという例もあります。そのため、やはり頼れるのは自分の目と鼻です。

サンプルを手にした時の色や匂いを忘れずに、変化がないかどうかよく確認する必要がありますね。香水は他の化粧品に比べて非常に長持ちするものと言われています。実際に数年間使用が続けられたという声もあるほどです。

香水の保存方法が重要!

酸化を防止して使用期限を延ばす

まず一番は、高温多湿と直射日光を避けることです。購入後は開封して、小さなボトルに移して使用し、本体はしっかりと蓋をしめた上で箱に戻し、冷暗所にて保存してください。

たったこれだけで香水の使用期限はぐんと伸びるのです。酸化を防止するには、直接手で触れないことと、しっかりと蓋をしめることです。そのためには、小さなボトルに移して使用するのが一番の近道です。本体の使用期限が延びてくれれば、ボトルに移した方をうっかり放置してしまっても、またうつしかえればいいのですから安心できますね。

どうしても大事な香水なのであれば、ラップやビニールなどで厳重に密閉し、冷蔵庫で保存しましょう。冷蔵庫内での匂いうつりも防止できます。また、ボトルの噴出口には直接手で触れないというのは絶対条件です。

これらを守って保存することで、使用期限を伸ばして安心して使用することができます。消費量が少ないという方でも、長持ちさせればずっと好きな香りを楽しむことができますね。

香水の使用期限が切れたら?

他にも使い所色々!

使用期限が過ぎてしまって、匂いの薄まった香水をどうしていますか?そのまま捨ててしまうのは勿体ないです!

キャップを外して部屋やトイレなどに置いておけば、ルームフレグランスとしても使用できますし、トイレットペーパーの側面に軽くプッシュすれば、無香料のトイレットペーパーでも香り高いものに早変わりです。

お風呂場でも大活躍します!湯船に少量をプッシュして入浴すれば、ほのかな香りに心が和らぎます。ストレスで疲れきっている時、手元にある香水を使うだけで簡単にリフレッシュすることができますね。

バッグの中に匂いがこもる時、ハンカチなどに香水をプッシュして忍ばせれば、バッグを開ける度に良い香りに包まれます。お会計の時、財布を出す時なども安心して開けることができますね。

デザインのいい香水ボトルは、使用が終わったあとでもインテリアとして楽しむことができます。お気に入りを飾ってお部屋をコーディネートしましょう!

まとめ

意外と知られていない、香水の使用期限。保存状態に注意すれば簡単に長く保存できることが分かりましたね。高温多湿と直射日光を避けるだけで数年間使用することができます。

普段なかなか消費量が増えないという方も、今からでも遅くありません。良好な保存状態で香水を楽しみましょう。

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