2017年8月4日更新

市販のヘアカラーでもう痛まない♡綺麗に仕上げる染め方のコツ4つ

自宅で手軽にできて、コスパ抜群の市販ヘアカラーですが、染め方によってはムラになってしまったり、髪がパサついて痛んでしまうのが難点です。今回はそんな市販のヘアカラーを使った染め方のコツや髪が痛まない方法についてご紹介していきます。

  1. 目次
  2. 市販のヘアカラーは思った色にならない
  3. もう痛まない!市販ヘアカラーの使い方
  4. 市販のヘアカラーを綺麗に仕上げるコツ
  5. 髪の状態によっても異なる染め方
  6. セルフヘアカラーは最後までしっかりと!

市販のヘアカラーは思った色にならない

市販のヘアカラーを使った後、仕上がりを見た時に思っていた色にならなかった経験をしたことがある方は非常に多いはずです。どんな色にするのかはカラー剤を購入する前のパッケージの色を見ながら検討していきますが、記載されている色になったことがある方の方が少ないと言っても良いくらいです。

理想の色にならない原因は?

市販のヘアカラー剤を使った時に理想の色にならない原因には「髪の個人差」があるためです。髪の太さやメラニン色素の濃さ、そしてキューティクルの密度の違い、さらには塗布後の放置時間によっても左右されるため、簡単に理想の色が手に入れられないのです。

市販のヘアカラーだと髪が痛む?

ご存じの通り、サロンで受けるカラーよりも市販のカラー剤の方が髪に与えるダメージが大きいと言えます。サロンでは髪の痛みを最小限に抑えるために刺激の少ない最先端のカラー剤を使っていたり、カラー後のケアも最後まできっちりと行ってくれるため、仕上がりの髪が痛まないと感じるのです。

その点、初めから終わりまでを全て自力で行わなければならない市販のヘアカラーは使用する際の注意点もいくつかあります。

もう痛まない!市販ヘアカラーの使い方

市販のヘアカラーは染め上がりも重要ですが、キューティクルが生きている美髪に仕上げることも重視したい点ですよね。痛みやすいと言われている市販のものはどういった方法を取ればダメージを少なくできるのでしょうか?

塗布時間を少なくする

市販のヘアカラーで髪を傷つけたくない場合、塗布時間は15分以内を目安にすばやく迅速に塗っていくようにしましょう。塗布に慣れていない方では時間もかかってしまいますが、塗布時間がうやむやにならないためにもタイマーなどで設定し、なるべく全体にかけて塗布していくことが望ましいです。

カラー剤は塗布し始めてからすぐに化学反応が開始されていきます。例えば、塗布を開始してから30分以上かけ、そこからさらに記載されている放置時間を置くと髪にダメージをどんどんかけていっている状態になるため、なるべく15分以内に塗り切ることがベストです。

シャンプーは前日に終えておく

市販のヘアカラーを行う際は前日の夜にシャンプーを済ませ、ヘアカラーを行う半日程度は何もつけていない髪にしておくように準備しておきましょう。ヘアカラーをする直前にシャンプーをしてしまうと頭皮や髪の細胞が敏感な状態になっているため、カラー剤を乗せると痛みやすい環境になってしまいます。

さらにヘアカラー後のシャンプーも洗い初めのお湯の温度は38℃程度に設定し、手の平にお湯を掬って髪にかけ、頭皮全体を揉むようにマッサージしていき、乳化させていく工程も忘れないようにしましょう。ここで乳化の工程を入れておくとカラー剤とお湯が馴染み色ムラを防ぐことができます。

市販のヘアカラーを綺麗に仕上げるコツ

セルフで行うヘアカラーは綺麗に仕上げようと試みても限界がありますよね。特に髪の箇所によって色ムラができていたら気分も沈み、最悪です。自然なサロンで染めたような仕上がりに持っていくにはどうすれば良いのでしょうか?早速染め方やコツを見ていきましょう。

コツ1:ブロッキングを忘れない

カラー剤を髪に塗布した際、塗った箇所から化学反応が始まっていきますが、塗布した箇所が頭皮に近ければ近いほど、色がどんどん入っていきます。カラー剤は体温を感じると色の入りも良くなっていくため、塗布を開始する位置は襟足部分から始めていくのが理想です。

また、ブロッキングは髪のトップから両サイドの耳にかけての部分、トップから首の下に向かって頭の中心部分、そしてトップから首の下に向けて取った線の一番下の線から横にかけての線を取り、前髪の額中央部分も後ろにかけて真っ直ぐ線を取り、全部で5個のブロックに分ければ下準備は完了です。

コツ2:リタッチ(根元2~3cm)の染め方

リタッチ(根元2~3cm)が伸びている状態の染め方は、まず始めに塗布を始める部分は襟足の根元から始めていきます。順番としては、襟足の根元→バックの上の根元→両サイド下の根元→トップの根元というように下から上を意識して全体をカラー剤で塗布していきます。

おしゃれ染めの場合は10~15分放置し、時間が経ったら根元を確認して色が明るくなっていれば放置時間は終了です。シャワーに行く前には根元と毛先の色が馴染むようにカラー剤が髪に浸透するようにクシでとかしてからシャンプーしに行くようにしましょう。

ちなみにヘアカラーの持ちを良くするためにはシャンプー時にぬるま湯で髪を湿らせてから頭皮をマッサージする感覚でほぐし、カラー剤を泡立てながら頭皮全体に伸ばしていくと市販のヘアカラーでも色持ちを良くすることが可能です。

髪の状態によっても異なる染め方

市販のヘアカラー剤の染め方は付ける人の髪質によっても異なります。長い間カラーをしていなければ根元もかなり伸びてきていますし、初めてカラーするバージン毛である場合もあります。それぞれの染め方があるため、早速見ていきましょう!

根元がかなり伸びた髪への染め方

長い期間カラーを行っていない場合、伸びている健康な髪は長いでしょう。この場合の染め方はリタッチと同様の染め方になりますが、根元がかなり伸びている状態のため、まずは中間部分から塗布を開始していく必要があります。

塗り方は根元から2cm程度を残し、襟足の根元から塗布を始めていき、手順はそのまま襟足→バックの上の根元→両サイド下の根元→トップの根元というように仕上げていきます。放置時間は10分間を見て、時間が経ったら残しておいた2cmの根元を塗布し、再度10分程度放置してから根元の色がしっかりと入っているかを確認し、クシを使ってコーミングを行い、シャンプー+乳化をしていきましょう。

初カラーのバージン毛には

初めてカラー剤を使うバージン毛の染め方はまずブロッキング後、根元1.5cm程度を残してから襟足の中間、そして毛先まで塗布を開始していきましょう。バージン毛に塗布するカラー剤の量は少し多めに取るよう意識すると良いでしょう。

毛先が塗り終わったらバック上を塗り、両サイドも下、毛先、中間の順番で塗れば10分間の放置時間に入ります。放置が終わったら今度は襟足の根元から中間、そして毛先に向かって再度塗布していきます。ここまでの工程が終わったら後は上記と同様、根元の色を確認後にシャンプーと乳化をして完成になります。

セルフヘアカラーは最後までしっかりと!

サロンで行うヘアカラーよりも痛むと言われている市販のヘアカラーは自分で行う際は最後までしっかりとトリートメントを塗ってあげたりシャンプー前に乳化させたりする工程が必要になります。痛まないセルフカラーを施すためには髪のことを考えた染め方も大切ですので、色のチェンジを楽しんで是非素敵なヘアカラーライフを送ってくださいね。

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