2016年12月22日更新

セルフまつげパーマを失敗しないためのコツを現役アイリストが教えちゃいます♡

自宅で手軽にできるようになった「セルフまつげパーマ」。でも目という敏感な場所だけに、失敗はできないですよね。また自分の目だから「見えない~」と、とてもやりにくい場所でもあります。セルフでやるにはコツがあるのでしょうか。キットはどこに売っているの?下まつげにもパーマってかけられるの?現役アイリストがすべて教えちゃいます♡

  1. 目次
  2. まつ毛パーマがやめられない理由
  3. まつ毛パーマってまつげに負担になる?
  4. セルフまつ毛パーマのコツ
  5. セルフまつ毛パーマの失敗と対処法
  6. 安全に目元のおしゃれを楽しんで

まつ毛パーマがやめられない理由

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今はまつげを長く見せてくれるマスカラや、まつげエクステが主流となってきていますが、まつ毛パーマがいい!という人も根強くいます。長く見せるならパーマじゃなくてもいいのに、なぜまつげパーマなのでしょう。

自然なカール

まつげエクステにはない自然なカールが魅力のまつ毛パーマ。ビューラーを使わなくても自然なカールが保てます。マスカラでは、お風呂に入ると取れてしまうけど、まつげパーマならカールは持続。しかも持続期間は2~3か月と長持ちです。スポーツをして汗をかいても大丈夫です。

お手入れが楽!

まつげエクステだとあまり触るとエクステが取れてしまいます。クレンジングにも気を使わなくてはいけないけど、まつげパーマはお手入れも楽なのです。まつ毛パーマがやめられないという人の理由の多くはこれではないでしょうか。やはりお手入れに手がかかると続けられませんよね。

下まつげの逆さまつげ対策に

最近では、逆さまつげの対策としてまつげパーマをする人が増えています。下まつげであればセルフでパーマをするもの楽ちんですよね。

まつ毛パーマってまつげに負担になる?

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まつげパーマはパーマ液をまつげにつけるのですから、髪の毛と同じように痛むのでしょうか。髪の毛に使用するパーマ液なの?という質問もよくいただきます。とても気になりますね。

まつげパーマは傷む?

十数年前に比べてパーマ液も品質が良くなりました。とは言え、やはりパーマなので傷みます。ダメージが少ないのはマスカラやまつげエクステの方がダメージは少ないでしょう。直接自まつ毛にパーマ液をつけるので、ダメージは避けられません。まつ毛パーマをかけた後のケアがとても大切です。

▽こちらも併せてお読みください
まつげ美容液の効果的な付け方をプロが伝授!おすすめの伸びるまつげ美容液もご紹介♪

長くはならない?

まつ毛パーマは自まつ毛にカールをつけるだけなので長く見せることはできません。長さを出すのなら、やはりロングマスカラを使用するかまつげエクステの方が目ヂカラupにはなります。

セルフまつ毛パーマのコツ

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自分ではなかなか難しそうなイメージですがコツをつかめば自宅で手軽にまつ毛パーマをかけることができます。ただ敏感な目なので、個人の責任で行ってくださいね。

まつげパーマキットを購入

清潔な道具、清潔にした手、明るい場所で行ってください。セルフまつ毛パーマのキットはネット通販などで「まつげパーマキット」として販売されています。

まずはロット選び

まつげパーマキットに何種類か入っているロッドですが、どれを使えばいいか迷ってしまいますね。まつげは季節や生え替わりの時期によって長さや量が変わります。

ロッドを瞼に乗せてカールがイメージできるといいのですが、もしも迷ったらまつ毛の長さが余ってしまうロッドよりは、ロッドの方が余るくらいの方がいいでしょう。

まつ毛の毛先の方が余ってしまうとパーマをかけている時に毛先が遊んでしまうのを防ぐためです。ロッドにまつ毛を貼り付ける時は毛先までしっかりとグルーを塗り整えます。でもパーマ液を毛先まで塗ってしまうと毛先がチリチリになってしまうので注意してくださいね。

まつげパーマ最大のポイント

ロットにまつげを張り付けて1液が終わったら、2液を付ける前に必ずまつげを確認してください。1液はまつげの毛質を柔らかくする働きがあります。2液は柔らかくなった毛を固定する働きがあります。

カールを付けるのは、実はこの2液を塗った時なのです。この時にロッドに乗っているまつげ同士が交差していたり、左右を向いているとそのまま固定されてカールがついてしまうので、仕上がりはグチャグチャになってしまいます。

そうならないために2液を塗る前に必ずまつげを見直して、乱れている部分があればきちんと扇状になるように1本1本整えてください。これをするかしないかで仕上がりはかなり変わってきます。

セルフまつ毛パーマの失敗と対処法

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セルフでやるには最初は失敗が付き物かもしれません。でも人に見えてしまう場所なだけになるべく失敗は避けたいですよね。失敗例を知っておけば避けられる事もあります。しっかり予習してからまつ毛パーマをかけましょう。

折れ曲がる!チリチリに!

まつ毛パーマでまつ毛が直角に折れ曲がってしまうという失敗例をよく耳にします。原因はまつ毛よりもロッドが短いからです。必ずまつ毛の長さよりもロッドの方が長いものを選んでくださいね。

パーマでまつ毛がチリチリに、というのはパーマ液を付けてからの時間の置き過ぎです。指定の時間をきちんと守ってくださいね。またロッドにきれいにまつ毛が貼りついていない状態で2液を付けるとチリチリになってしまいます。

パーマがかからない!

時間をきちんと守ったのにロッドを外したらパーマがかかってない!なんて人は、まずはまつ毛に汚れがないか確認してみてください。マスカラやメイク、皮脂汚れが残っているとパーマがかかりにくくなります。きちんとメイクを落として清潔な状態でパーマをかけましょう。

次に注意するのは、パーマ液の量です。根元から1mmくらい離し、絶対に皮膚に付かないように注意しながらまつ毛が見えなくなるくらいパーマ液をたっぷりと塗ってくださいね。

安全に目元のおしゃれを楽しんで

いかがでしたか?慣れないと難しいセルフまつ毛パーマですが、慣れると手軽に出来てメイクの時のビューラーの時間も短縮できます。メイクを落としても自然な目ヂカラupになるのでスッピンにも自信が持てますね。

目元は敏感な場所なので、慎重に行ってくださいね。またパーマ液が目に入ったりした場合はすぐに中止して精製水などで目を洗ってください。違和感が続く場合はすぐに病院に行きましょう。安全に目元のおしゃれを楽しんでくださいね。

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