2017年5月19日更新

ソラレンとは?果物・野菜など光毒性を含む食べ物は要注意!

美白に特化したサプリメントや、日焼け止めクリームを愛用して紫外線や日焼け対策をしっかりしているのに、なぜか日焼けしてしまうことありませんか?それはもしかして、ソラレンという光毒性を含む食べ物を摂取したせいかもしれません。女性の大敵ソラレンをじっくりご紹介します。

  1. 目次
  2. ソラレンとは?
  3. ソラレンを多く含む食品・食べ物
  4. 光毒性のある食べ物はダメ?
  5. ソラレンが少ない食べ物とは?
  6. まとめ

ソラレンとは?

光毒性物質

紫外線からお肌を守るために日焼け止めクリームを使用したり、日傘をさしたりといった目まぐるしい努力を女性はしますよね。この努力を一気に台無しにするのが、憎きソラレンなのです。

ソラレンは光毒性物質と呼ばれていますが、光毒性というのは光が当たることによって活性化してお肌にダメージを与えるという性質があります。野菜や果物にはソラレンが含まれている場合があり、そのソラレンが紫外線を吸収するといった余計な働きをするのです。

野菜や果物などからソラレン摂取してしまうと、どんなに日焼け止めや紫外線対策をしていても肌の内部で紫外線を吸収してしまうため、意味がなくなってしまうのです。

ソラレンを多く含む食品・食べ物

柑橘系などのなじみ深い果物

この恐ろしい物質であるソラレンは、なじみ深い野菜や果物にも多く含まれています。特に、美白効果の高いビタミンCを豊富に含んでいる柑橘系となると、ソラレンもたっぷり含まれているのです。

たとえば、オレンジやレモンです。これがシミやそばかすを増やす原因となっていたということもあるほどです。

しかし、ビタミンCを豊富に含んでいるのも事実です。これを美白に役立てていくためには、無駄に多く摂取しすぎないのがポイントです。

野菜たっぷりグリーンスムージー

美白のほかにダイエットにも効果的なグリーンスムージーですが、多くの野菜や果物を手軽に取れるということで今大人気ですよね。グリーンスムージーに入っている、キュウリ・ブロッコリーの茎・セロリ・パセリにはソラレンが多く含まれています。

こちらも、体に良いというのは事実ですから、摂取しなければいいというわけではありません。体に良いと言ってどんな食材であるかを考えることなく、どんどん摂取していってしまうことに問題がありますから、慎重に摂取するようにしましょう。

光毒性のある食べ物はダメ?

そんなことはありません!

日焼けや紫外線対策をしっかりしているのに、紫外線を吸収しやすいソラレンが含まれた食べ物を食べてしまうと、シミやそばかすの原因となります。

しかし、先に紹介した通り、オレンジやレモンなどの柑橘系果物に含まれているビタミンCは美白肌を作るためには重要な成分なのです。食べないのではなく、上手な食べ方をすれば問題ありません!

夜に摂るのが効果的!

ソラレンは体内に摂り込んでから約2時間で全身に行きわたります。つまり、日中外での活動が多い時間帯の前にソラレンを含むものを食べないというのが重要です。なぜなら、ソラレンが全身にいきわたったころに紫外線を浴びるという結果になってしまいますからね。

ソラレンが含まれている食べ物は、日が沈み外出の予定がなくなる夜になってから食べるようにすると良いですよ。

ソラレンが少ない食べ物とは?

逆にソラレンが少なく含まれている食べ物もあるんです。

ソラレンが少ない果物

果物だとリンゴやスイカ、イチゴやバナナやももなどです。

基本的に柑橘系はソラレンを多く含むのでNGですが、上記の果物はソラレンが少ないため、日中などでも摂取して問題ない食べ物と言えるでしょう。

特に、バナナを朝に食べるダイエットも流行していますから、朝時間がないときなどに1本かじってお腹を満たすというのも良いですね。また、リンゴは食物繊維が豊富ですから、デトックスにも効果的なんですよ。

ソラレンが少ない野菜

野菜だと大根や人参、かぶやレタス、キャベツ、トマト、カボチャなどです。特にレタス、キャベツ、トマトと言えば、サラダの定番ですね。調理に時間をかけられない朝や日中などにちぎってドレッシングをかければ完成ですから、非常に食べやすい食材です。

大根や人参、カボチャなどは煮物としても大活躍です。消化に良く胃にも優しいですから、朝の忙しい時間に食べるのにはもってこいの食材と言えますね。

まとめ

まさか普段食べている果物や野菜が紫外線を吸収しやすくさせているなんて、思いもよらないですよね。ソラレンという光毒性物質が体内に取り込まれることで、日々の日焼けや紫外線対策を邪魔してしまっていたのです。

ソラレンが含まれている果物や野菜は、食べる時間にだけ注意して摂取するようにすれば問題がないのです。上手に食べて紫外線をブロックし、美白肌を目指しましょう。

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