2016年11月18日更新

青黒、グレー、茶黒、あなたの肌のくすみは何色?くすみの3大原因と解消方法

若い頃はちっとも気にならなかった肌のくすみ。加齢ももちろん関係しますが、生活習慣や食生活なども肌のくすみには大きく影響してきます。くすみ知らずの肌は、健やかな身体と生活から得られるものです。自分の肌のくすみタイプを自覚し、生活習慣を改善することで、今よりもワントーン明るい肌を手に入れましょう。

  1. 目次
  2. (1)血行不良が原因の“青黒”くすみ
  3. (2)乾燥が原因の“グレー”くすみ
  4. (3)メラニン色素が原因の“茶黒”くすみ
  5. 日々の積み重ねでくすみ知らずの肌に

(1)血行不良が原因の“青黒”くすみ

冷え性や運動不足などによりからだの血液のめぐりが悪くなると、肌の血色感が失われ、顔全体が青黒く、暗く見えてしまいます。不健康で不摂生、全体的に表情が疲れているような印象を与えてしまいやすくなります。

普段からストレスや疲れを溜め過ぎないこと、よく眠れるように心掛けることが大切です。
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血行不良による肌のくすみの解消方法

  • ストレスや疲れを溜め過ぎない

好きな香りのアロマを焚いたり、ヒーリングミュージックを聞いたりしながらリラックスする時間を作るようにしましょう。普段からヨガやウォーキングなどの軽い運動をするようにしましょう。なるべくエレベーターなどを使わずに階段を使うようにするのも効果的です。

  • 温活で身体を温める

お気に入りの入浴剤を入れて半身浴をしましょう。ついでにコールドクリームなどを使ってフェイシャルマッサージをするのも有効です。普段からなるべく温かい飲み物を飲むようにしましょう。夜寝る前にホットミルクを飲むと、ぐっすり眠りやすくなります。

  • 全身運動でくすみ体質を根本から改善

特に背中や胸、お尻や太腿などの大きな筋肉に効かせる全身の筋トレやストレッチ、ウォーキングなどの有酸素運動は、血行不良が原因のくすみ体質の根本的な改善にはオススメです!

全身運動を行う事で、血行促進効果や、成長ホルモンの分泌も促しますので、美肌効果も期待できます。軽く汗を流すことで老廃物も排出しますので、毛穴汚れによるくすみも改善できます。また、適度な運動は気晴らしやストレスの発散になりますし、質の高い睡眠の助けになります。

(2)乾燥が原因の“グレー”くすみ

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元々乾燥肌の人は通年、普通肌の人でも空気が乾燥する冬の季節にくすみが起こりやすいです。肌表面につやがなく、カサついた状態です。顔全体がグレーっぽくくすんでいて、暗い印象を与えがちです。

乾燥が原因のくすみは、主に肌の保湿が不足していることにあります。水分不足でつやが失われるために、肌がくすんで見えてしまいます。

肌が乾燥していると、ターンオーバーが乱れやすくなります。それによって肌の余分な古い角質がうまく剥がれていかず、肌表面がでこぼこと毛羽立ったような状態になります。このような乾燥状態が続くと、シワに変化してしまう恐れもあるのです。

乾燥による肌のくすみの解消方法

  • 保湿で常に肌が潤った状態をキープ

乾燥する冬の季節は特に、肌を決して乾燥させないように気を付けましょう。冬に老ける、という言葉もあるくらいですので、油断は禁物です。部屋で加湿器を使うなどして、常に肌が潤った状態を保てるのが理想的です。

  • お肌にやさしいスキンケア

洗浄力の強い洗顔フォームやオイルクレンジングは、肌質によっては乾燥することもあるので、保湿成分が入っているものなどを使用するようにしましょう。

洗顔の際にゴシゴシ擦ったりして肌に刺激を与えるのも控えましょう。摩擦が気になるので顔を拭くときもなるべくタオルは使わず、顔が濡れた状態のまま化粧水などの化粧品でスキンケアをしましょう。クリームなどでマッサージをする際も、指先に力を入れず、優しく撫でるような感じで行うのが望ましいです。高級化粧品の基材にもなっている純度の高いワセリンは、保湿やマッサージに使用するのにオススメです。

▼敏感肌の人も安心のワセリン

(3)メラニン色素が原因の“茶黒”くすみ

シミとかなり近い状態で、肌が茶黒く見え、暗い印象を与えやすいくすみです。メラニン色素が原因のくすみは、紫外線や摩擦などの肌への刺激が影響しています。メラニン色素は本来、肌を守るために作られますが、長時間日光に当たったり、ゴシゴシ拭いたりなどの摩擦による刺激によって、過剰にメラニン色素が生成されるようになります。

メラニン色素が色素沈着してしまうと、黒くくすんで見えるようになります。予防するには、色素沈着を防ぐ必要があります。
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メラニン色素による肌のくすみの解消方法

  • 肌のくすみに効く化粧品

メラニン色素の働きを抑える美白化粧水などの化粧品を選んで使いましょう。紫外線を防ぐ効果の高い下地やファンデーションを使用しましょう。

  • 肌のくすみの原因、色素沈着を予防する

緑黄色野菜やフルーツなど、抗酸化作用のあるビタミンCの多い食べ物を積極的に摂るようにしましょう。食生活を見直し酸化しにくい体質づくりをすることで、色素沈着を予防できます。

  • 美容皮膚科で肌のくすみをとる方法

ターンオーバーが乱れていると、メラニン色素が沈着してシミやくすみの原因になります。美容皮膚科を受診して医師と相談の上、必要であればフォトフェイシャルやケミカルピーリングなどを試してみるのも良いでしょう。

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▽メラニンの排出を促すケミカルピーリング
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日々の積み重ねでくすみ知らずの肌に

少女時代のように、何もせずとも綺麗だった肌は今や遠い過去のもの。けれど毎日の努力次第で、白く透明感のある肌は得られます。いつまでも綺麗な人は、必ずどこかで努力をしているものです。一朝一夕にくすみを取ることは難しいですが、生活習慣や食生活、運動習慣などを見直し改善することで少しずつくすみも解消していけるでしょう。

健やかな肌はくすみ知らずです。内面から心身ともに健康になれるように毎日を過ごしてみてください。