2017年3月15日更新

天然の日焼け止め♡キャロットシードオイルの肌効果・効能とは?

キャロットシードオイルとは、ワイルドキャロット(野良人参)の種子から抽出したオイルのことです。このオイル、SPFが30~40ぐらいあって天然の日焼け止めとして大活躍するんです!アロマとしてのデトックス効果はもちろん、抗酸化作用でシミやしわを予防&改善する効能もあるキャロットシードオイルをご紹介します。

  1. 目次
  2. キャロットシードオイルとは?
  3. キャロットシードオイルの心身への効果
  4. キャロットシードオイルのお肌への効果
  5. キャロットシードオイル使用時の注意
  6. まとめ

キャロットシードオイルとは?


キャロットシードオイルの原料は、別名ワイルドキャロット(野良人参)と呼ばれているセリ科の1年草です。主にフランスやオランダ、ハンガリーやドイツなどで産出されていて、水蒸気蒸留法を使って種子からオイルを抽出します。

主に、強壮や成長促進、利尿などの作用を持っていて、香りはハーブ系のグループに分類され、その香りは強めなので好みがわかれるところです。

キャロットシードオイルの心身への効果


キャロットシードオイルはアロマオイルとして使用されていて、心身共に良質な効果をもたらしてくれることで注目を集めています。

デトックス効果

ニンジン自体が、昔から医薬的に効果をもたらしてくれると言われています。キャロットシードオイルは体に対して浄化作用を発揮します。つまり、デトックス効果があるということです。また、皮膚病に対しても効果的で肌の老化を防止してくれるという働きも持っています。

ストレスの緩和

キャロットシードには強壮作用があります。これによって、ストレスや精神的疲労といった負の感情を清めてくれます。日々のストレスなどから疲れ切ってしまった精神面・心を癒してくれる効果を持っています。

固く凝ってしまった思考力や重くなった心の疲れをほぐしてくれるので、物事への考え方を変えてくれます。それまでの固定観念を洗い流し、柔軟な思考へと導いてくれるのです。

体の不調緩和

体の中をリセットする効果があります。毒素を排出してくれるので、体のむくみや日ごろの消化不良など生活習慣で感じる体の不調を緩和してくれる効果を持っています。

肝臓や腎臓など、体をきれいにしてくれる臓器に働きかけ、老廃物を排出させてくれます。肝臓機能が低下していたり、膀胱炎といったトラブルを抱えていたりする方にもおすすめです。赤血球を増加させる働きをもっていて、貧血持ちにも効果を発揮してくれます。

ホルモンを活発に働かせる力がありますから、女性では月経周期が乱れている方にもおすすめです。月経不順を正常に持っていきますから、日ごろから悩んでいる女性には非常にうれしい効果となります。

キャロットシードオイルのお肌への効果

シミやしわを予防・改善

抗酸化作用を持っているキャロットシードオイル。皮膚細胞を活性化させるので、ターンオーバーが促されてお肌のシミやしわを予防・改善してくれます。湿疹やニキビなどのマイナートラブルで悩んでいる方におすすめです。

赤血球に働きかけてくれるので、お肌の弾力を高めたり、顔色を良くしたり、肌を柔らかく滑らかにしたり、お肌に対するたくさんの優れた効果を持っています。特に、年齢によってできてしまったシミやくすみを改善してくれるのは、女性にとってはこれ以上ないくらいの効果ですよね。

天然の日焼け止め

日差しの強い夏日。日焼けが気になる季節にキャロットシードオイルが大活躍します。キャロットシードオイルは、SPFが30~40くらいあるといわれていて、日焼け止めとして非常に優秀な効果を発揮します。

ただし、キャロットシードオイルは原液ままだとお肌に直接塗ることができないので、精油として日焼け止めに使用できることを前提としています。

これだけ強い日焼け止め効果があるとお肌に刺激があるのではないかと心配になるでしょうけれど、先に紹介したとおり、キャロットシードはお肌への優れた効果を持っています。ビタミンAやE・脂肪酸が含まれていて紫外線から肌を守ってくれる力が強いので、天然の成分であるのに、日焼け止めとして適しているのです。

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キャロットシードオイル使用時の注意


キャロットシードオイルは以下の3つの状況では使用を控えてください。

車の運転など集中力が必要な時

キャロットシードオイルはストレスや精神疲労を緩和してくれるリラックス効果があります。そのため、集中力に欠く働きをする場合があるので、車の運転など、集中力が必要な作業中は使用を控えましょう。

妊娠・授乳中

キャロットシードオイルは、ニンジンと共通してはいても全くの別物ですから、妊娠に悪影響を及ぼすものとされています。そのため、妊娠中に使用するのは絶対にやめましょう。

飲酒前後

アルコールを摂取する前後などに使用すると、アルコールを摂取したことによって悪酔いをもたらす働きをすることがあります。特別な理由がない場合は、飲酒の前後にキャロットシードオイルを使用するのはやめましょう。

まとめ

注意すべき点のみ気を付けていれば、女性にとってたくさんのうれしい効果をもたらすキャロットシードオイル。日焼け止めとして使用すれば、かなりの高いSPF値をもっていますから、日差しの強い夏場などは特に力を発揮してくれます。

含有率が違う場合などもあるので、購入の際は成分をよく見るようにしましょう。また、香りが気になる方は柑橘系の精油とブレンドしてみるのもいいかもしれませんね。

キャロットシードを使用して、日ごろの疲れた心と体に癒しを与えてみましょう。